11話 ページ12
『あの投稿してから大して時間が経ってないことを考えると家は結構近いんだね、バイクの排気音も聞こえなかったから徒歩でこれる距離』
竜「え、何急に怖」
『あんたらの方が怖いわ』
蘭「そんな事より男物の服のコーナーで何探してたの？」
竜「あぁそれ思った。まさかそういう趣味か？」
『違うわ、弟の服だよ』
竜「うわぁ、ブラコン」
『ハイハイそうですねー』
別の服屋行くか
蘭「あ？どこ行くんだよ」
『どっか
歩く事5分
うわ、この二人着いて来るんだけど
空気だと思おう。
蘭「なーなー疲れたんだけど」
竜「兄貴頑張って」
服屋に着きまた男物の服を見て回る。
突然 背後から竜胆が「これがいいんじゃねーの」
とアドバイス(?)してきた。
体制がちょっと恥ずかしいことになっている。
自分が後ろ向きバージョンの壁ドンみたいになっている。狭いんだよ！
不覚にもちょっとドキッとしてしまった。
『灰谷弟はオシャレに興味があるんですかね』
蘭「服とか全部竜胆が選んでるよ」
『うわっマジか、じゃあ参考にさせてもらおうかな』
ほうほう今のトレンドはシャツ系かな
おけぇい決った！！
嬉しすぎて要らんことを口走った。
『灰谷弟！ありがとう』
竜「ウッッ……！」ピキ(←メガネにヒビが入る音
凄く幸せそうな笑顔でそういうAを直視した竜胆のメガネにヒビが入った(笑)
蘭「竜胆いいなー、蘭ちゃんにも言ってー」
『灰谷兄は何もしてないでしょ』
ジト目で見る。
蘭「えー残念」
ほんとにしょげている様に見えなくもない…
良心がっ…！
『灰谷兄。ありがと』
蘭「いいよーじゃあお礼に連絡先交換してよ」
『はぁぁ？やだよ。てかあんた何もして無いでしょうが』
蘭「お礼言われたからいいんだもーん」
『言わせたんでしょっ』
はぁ…そこで固まってる灰谷弟と相変わらずな灰谷兄に先に外で待っててと言う。
服を買ってから店の外に出ると周りの女性から沢山の視線を貰っている兄弟…灰谷兄弟が居た。
こちらに気づくとトコトコやってきた。
『女の人達から沢山視線貰ってたね』
蘭「なに、嫉妬？」
竜「気づいてねえの?お前もだよ」
『え、女の人から？何で』
竜「何でだよ、男から」
『へえ』
これから猫カフェへ行く。
私を挟むように両隣を歩く二人
いつまで着いてくるつもりなんだろうこの兄弟は。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ごま・しおの野望(プロフ) - Yukiさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると励みになります!!更新頑張りますね(´；ω；｀) (2022年3月13日 12時) (
レス) id: 1e9950bf74 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - これぞ私が探していた作品だ！面白いです。無理のない程度に頑張って下さい！←上から目線ですみません (2022年3月9日 17時) (レス) @page17 id: aede8ed7a0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ごましおの野望 x他1人 | 作成日時：2022年1月22日 1時
