好きな人の話(青×桃) (ページ2)

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青「望、次俺らの順番やって」

「あっうん」

ペアでの雑誌撮影
流星と楽屋を出てスタジオまで向かう途中

さっき切れてしまった電話の相手やろうか
楽しそうに話すはまちゃんが横目に映った

「なぁ、流星」

青「ん？」

「はまちゃん最近よく電話してるな…」

青「あー…せやな」

「休みの日も誘っても断られること多いし」

青「うーん…濵ちゃん今ドラマやってるから共演者の人と仲良くなったとか付き合いとかもあるんやない？」

そんなんわかってる

俺だってドラマのお仕事で仲良くなった人もおるし
付き合いがあるのだってわかってる

わかってるねんけど…
はまちゃんが遠くなったみたいで寂しい

別に付き合ってるわけでもないし"寂しい"
なんて気持ちが自分勝手やってこともわかってる

そんなもやもやばっかり考えながらも
撮影を終えて楽屋に戻ったら丁度別スタジオで
撮影やったはまちゃんと神ちゃんが
帰りの車を持っていた

青「あれ？はまちゃんと神ちゃんだけなん？」

緑「うん、みんな次の仕事まだあるらしいねん」

俺と流星も帰るだけやから
一緒に車乗せてもらおうって事になって
待ってた時

紫「なぁ帰りみんなで飲みに行かん?」

はまちゃんからの急な誘いに

「行く！！行きたい！」

気づいたら真っ先に返事しとった

青「望、明日ロケちゃう?」

緑「あっほんなら他の日の方がいい？」

「大丈夫！飲み過ぎんようにするから！！」

ロケ前にいっぱいお酒飲んだ日は次の日浮腫んでて
いつもメイクさんに迷惑かけてまうから
控えようって思っててん

「な？はまちゃん、ちゃんと飲み過ぎんようにするから…」

はまちゃんの袖を掴みながらお願いする

子供っぽいなって思うけど
はまちゃんが誘ってくれたの断りたくないねん

紫「ん〜せやな…あんま飲み過ぎたらあかんで」

"望、すぐ悪酔いしてまうからな〜笑"って
言いながら頭をわしゃわしゃ撫でられた

「もう、子供扱いせんとって！笑」

なんてほんまは嬉しいのに
つい可愛くない態度で返事してしまう