夏企画 ページ18
風磨side.
7月。
眠い。
今日は朝から仕事がやたら詰まってる。
Sexy Zone TVの収録が終わったらレコーディング行って、その後は雑誌の撮影でしかも一泊するらしい。
明日もやたら忙しいらしくてさっき中島が嘆いてたし。
荷物もいつもより当然多くなって、大っきめのトートバッグだし。
はぁ。とりあえず朝Aちゃん補給して頑張ろ。
Aside.
今日のSexy Zone TVの集合は尋常じゃなく早い。
しかもいつもは平日なのに今日は土曜。
この土日はやたら忙しくて、朝Sexy Zone TV終わったら、新幹線に乗って地方に取材、そして現地に一泊して、明日もう一本取材して、東京に戻ってきて特番の収録らしい。
こんなに仕事が密集する土日は珍しい。朝早くから普段は持たない一泊の荷物が詰められたリュックを持って出社した。
楽屋で新聞を読んでまったりしてたら、ディレクターさんが何回も、「今日はSexy Zoneの皆さんの楽屋行かないんですか。」と言ってくる。
なんなんだろう。笑
「行かなきゃだめなんですか。笑」
D「いや、そういうわけ、ではないですけど。」
別に行かない理由もないんだけど。笑
なんで急かされてるのかわかんない。
とりあえず一通り新聞読めて、髪もセットしてメイクとアクセサリーを確認してSexy Zoneさんの楽屋に向かった。
…
楽屋には、元気な聡ちゃんマリくんと、眠そうな風磨くん。
健人くんは真面目に台本読んでて、勝利くんはスマホ見ながら音楽聴いてる。
健人くんの邪魔しないように、ソファーにいる風磨くんの隣にとりあえず座る。
風「今日、朝、早いよね。」
「そうですよね。」
朝だからいまいちテンションの上がらない会話。
まぁそれでも心地いいからいいんだけど。
「風磨くん、またちょっと染めましたね。」
風「ばれた？俺電話では言わなかったのに。ちょっとしか変えてないよ。」
「残念ながらわかります。」
風「メンバーでも松島と中島しか気づいてないんだけど。」
そんないつも通りの会話をしていると、ノックが。
D「おはようございまーす。」
さっきのディレクターさんがカメラ持って入ってきた。
たくさんのカメラさんを引き連れて。
健「何？急に。もう回ってんの？？」
勝「今日スタジオじゃないんですか撮影。」
D「まぁAちゃんもいることですし、皆さんちょっと集まっていただけますか。」
それで私に行ってほしかったのか。笑
.
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作成日時：2018年3月10日 19時
