一目惚れしたかも。Fuma.K

衣装 ページ8

Aside.



今日は初収録だ。



あれから数日が経ち、メンバーの皆さんの温かいお言葉のおかげで、今は不安より期待が優っている。



本当に、良い方々で良かったと思った。





そして私は今、衣装に迷っている。



自前だと言われたが、初回であるためどういう方向性でいけばいいのかわからない。



埒が開かなかったので、一番話しやすそうだった松島さん、改め聡ちゃんに電話で聞いてみることにした。




聡「もしも〜し。Aちゃん？？？ どしたの！」




「あ、おはようございます、Aです。あの、松島さん、衣装どんな感じにされましたか…？？」




聡「Aちゃん、松島さんじゃなくて聡ちゃんね！！ うーんと俺はねぇ、めっちゃいつも通りのoffの日外に出かける格好してる！！」



「なるほどー、部屋っていうのは無視ですか？」



聡「そうだね。ホームパーティだから普通の格好で遊びに行ってるのかなって思って！」



「なるほど！！！すごく参考になりました！！ ありがとうございます！！」



聡「いえいえ〜。Aちゃんの私服楽しみにしてるね〜。じゃね！」




こないだの顔合わせも私服だったのだけど。



まぁそんなことは置いといて、聡ちゃんに相談したおかげでなんとなく方向性はわかった。




そこから悩むこと30分、結局自分の好きな大人っぽいワンピースを選んで、ベルトをし、イヤリングをつけることにした。




いつも通りのナチュラルメイクをして、髪をセットしているともう出ないといけない時間。



玄関付近の姿見を確認して、急いで駅に向かった。







…


Sexy Zoneの楽屋では


聡「ね！今日！Aちゃんから朝電話来た！！！」


健「はぁ？お前俺を出し抜くなんていい度胸してるな。笑」


風「ね、まっしまなんで？」


聡「衣装が決まんなかったんだって。だから、いつも通りの私服でいいんじゃない？って言ったんだけど。」


マ「Aちゃんどんな服かなぁ〜〜」


健「めっちゃおしゃれかめっちゃダサそうだよね」


勝「なにその両極端な感じ笑」


風「でもダサかったら終わりじゃねぇ？まずスタッフさんもAちゃんに任せないっしょ」


聡「たしかに。Aちゃんどんな感じかな〜〜」


…








スタジオに着いた。



まだ開始まで時間あるし、スタッフさんからもうSexy Zoneの皆さんが入られてるって聞いたから挨拶しにいこ〜っと。





コンコンッ


「失礼します、おはようございま〜す」

楽屋→←会議

→ 目次へ｜作品を作る
他の作品を探す