約束2 ページ31
風磨side.
風「彼女いないから大丈夫笑」
思わぬところに心配されててびっくりした。笑
Aちゃんが彼女になってくれたらいいなーって思ってるくらいなのにね。
風「俺はね、アナウンサーとアイドルっていう仕事関係の仲じゃなくて、プライベートでAちゃんと話せる友達になりたいの。だから緊張とかしないで気軽にね！！」
そういう俺もプライベートで会うのに大分緊張してるけど。
後は日時と場所と決めなきゃね。
風「いつなら行けそ？」
「えーっと、12日土曜日なので空いています！」
俺も、午前中の撮影で終わりだった。
風「俺も、仕事午前だけだから、15時ぐらいから会おっか。そこから夜ご飯も食べたいんだけど、大丈夫？？」
「もちろんです！！ありがとうございます！！」
風「それと、あと行き先なんだけど、表参道とか雑貨屋さん多いから一緒に見てみたいんだけどどう？？」
「いいですね！！それに、原宿付近たくさんお店ありますもんね！！」
風「よし、じゃあそれで決定！ 待ち合わせは、どうしようかな、原宿のGAP前にする？？ わかる？？」
「わかります！！ え、ほんとにありがとうございます！！」
風「こちらこそ。すげぇ楽しみ。じゃあ15時に原宿GAP前ね。」
「はい！！ 楽しみにしてます！！」
よし。俺ナイス。
Aちゃんとデート最高。
緊張するから、ちゃんとかっこつけられるようにシュミレーションしとこ。
Aside.
これって、いわゆるデートだよね……
風磨くんとデートか。
頭のキャパ超えてるよ。
どうしよ。
いや、風磨くんにとっては余裕かもしれないけど、私はすごく緊張する。
まず男の人と2人でお出かけってないし…。
どうしよう。何着て行こう。
風磨くんはなんで誘ってくださったのかな。
わかんない。
分かんないけど、この機会を活かしてもっと仲良くなりたい。
頑張れ私。
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作成日時：2018年2月25日 12時
