約束 ページ30
風磨side.
その後も、スタッフさんからケーキをいただいたりだとか、ラジオでも祝っていただいたり、お祝いづくしの1日だった。
家に帰って、Aちゃんからのプレゼントをもう一度見る。
ほんとに、俺から好みを聞いたのかって思うぐらい好みでびっくりしている。
Aちゃんもこういう感じが好きだからくれたのかな。
Aちゃんの好きなものをもっと知りたいな。
来週ホワイトデーだからお返しも考えなきゃだしね。
あ、いいこと思いついた。
自分の運に賭けてみよう。
さっき「今日は夜のニュースがないからお家でゆっくりできる♪」って言ってたから、今はもう家でくつろいでる頃か。
電話、してみてもいいかな。
…Purururu Purururu…
「はい、Aです。」
出た。
風「もしもし、菊池です。」
「え!!風磨くん????どうしましたか!!?」
風「え、表示見てから電話出なよ、危ないよ笑」
「すいません笑 あの、何かご用件…」
風「んー、ちょっとお喋りしたいだけなんだけど、今大丈夫??」
「全然構いません!! 電話嬉しいです!!」
Aちゃんはいつも嬉しいとか声に出してくれるからすごく喋りやすい。
風「今日、プレゼントありがとね。俺あれすごく好みなんだよね。Aちゃんもああいうの好きなの?」
「喜んでいただけて良かったです! はい、好きです!! 可愛いですよね!!」
風「うん、可愛い。そうなんだ、実はさ俺ね、いつもAちゃんの私服見た時もめっちゃいいなーって思ってて、結構趣味合いそうだなーって思ってるんだよね。」
「あ!私も風磨くんの私服すごく好みです!たしかに趣味が合うのかもしれないですね!!」
風「おお〜それは嬉しい。でね、そこで提案なんだけど、いい??」
「はい。」
風「来週ホワイトデーじゃん? バレンタインと、あと今日の誕生日のお礼したいんだけど、せっかくだから、どこか一緒に出かけません、か?? 」
俺、どうか運良くありますように。
「え!すごく嬉しいです!是非行きたいです!!え、本当にいいんですか???」
ハイテンションな声を聞いてガッツポーズ。
風「もちろん、俺が誘ったんだし。良かったー!! 断られるかと思ってヒヤヒヤした笑」
「断るとかないですよ!! え、緊張します、本当に私なんかに時間割いていただいていいんですか? それに、2人で出かけるって大丈夫ですか、彼女さんとか…」
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作成日時:2018年2月25日 12時