一目惚れしたかも。Fuma.K (ページ16)

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友達2 ページ16

Aside.

友「え！意外！！！！風磨くん系タイプだっけ？A。」

「いや、タイプとかそうゆうのじゃないんだけど、なんか雰囲気が優しくて。初めて会った日からすごく気にかけてくれて、ちょっとだけ不安だなって思ってたらすぐ気づいて俺たちがいるって言ってくれたり。もちろん顔もSexy Zoneだからかっこいいんだけどね。行動がすごく優しいなぁって思うよ。」

友「へぇ～。さすが爆モテ王子。」

「え？何それ笑」

友「風磨くんってね、普段はツンツンしてて聡ちゃんとかマリウスとかいじめてるけど、本当はすごく優しくて、誰よりも周りを見てて、さりげない人だからモテるんだよ。ファンからも、先輩後輩からも。」

「へぇ～。確かにね。」

友「で！！！どうなの？？好きなの？？？？笑」

「え！ねぇなんでそんなに安直な考えなの！！笑たしかにかっこよくて超良い人だけどさ！！みんなに優しいんだって！笑」

友「いや、あんまり恋愛してないAちゃんならころっといってしまうかなって思って。笑」

「恋愛してないとか言わないで！彼氏いたことあるから！！！」

友「中3で5ヶ月だけね笑」

「もーう！！ひどい！！どうせ桃花みたいにモテないですよーだ！！！」

友「Aそれは誤解だ。君は高嶺の花だったのだよ。笑」

「ありえないでしょ。笑」

友「いやまじでね。笑」

「そういう桃花はどうなの最近？？彼氏とは…」

友「それがね、」

…

そんなこんなで桃花とのお喋りは尽きない中、私は風磨くんのことを考えた。

確かに私どきどきしたな、あの頭ぽんぽんってされた時。

いや、でもそれは頭ぽんぽんっていう胸キュンシチュエーションにやられただけかな。

でもそれ以外のときもドキドキしてたかも。

わかんないな。

また次会ったらわかるかな。

ちょっとだけ彼に抱いた甘酸っぱい気持ちを、Aは不思議に思っていた。