Beautiful Butterfly 〈F.K〉

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それからは午前中が嘘のように仕事に集中出来た。







仕事が終われば携帯には風磨からお店の場所が送られていた。






梨乃をみれば私に向かってガッツポーズをしていたから、私もガッツポーズを返した。






風磨のメールの場所につくと、和食屋さんのようだった。





中に入ってどうすればいいんだろう、とあたふたしていれば、後から聞きなれた声が聞こえた。





「A」






振り返ればそこにいたのは___








『って、え？勝利？なんで？』







勝「なに、俺じゃ不満？笑」






『いや、そういう訳では無いんだけどさ、？』






勝「その様子だと聞いてないんだね。今日は俺も一緒。3人でご飯だよ。」






そんなこと聞いてない！！心の中では大パニックな私だけど、顔には出さないように意識した。







通されたのは奥の個室。






座敷の部屋の中には携帯をいじる貴方の姿。







私に気づいた貴方は満面の笑みで







「よっ！A！」







って心を掻き乱すその声で私の名前を呼ぶの。

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