Beautiful Butterfly 〈F.K〉

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会社へ行っても、もちろん仕事なんか手につくわけがなく、時間だけが過ぎていった。






気付けばお昼休みの時間。






こんなに仕事が進まない自分に嫌気がさしてきたとき、








梨乃「A、外いくよ。」






『あ、え？！なんで？』







梨乃「いいからはやく！」






今まで見たこともないくらい怒っている梨乃の顔を見て、慌ててあとをついていった。








着いたのは私達の行きつけのカフェ。








『え？なんでここに来るのにそんなに怒ってたの？』








そう聞くと梨乃はため息をついて








梨乃「あんたが今日1日おかしいからでしょ？まぁ、正確に言えばこないだからだけど。」








『、、そんなことで、？』









梨乃「はぁ？！そんなことじゃないわよ！私にとって、Aは大事な親友なの！心配するに決まってるじゃん！」









梨乃が自分のことをそんな風に思っていてくれたことがすごく嬉しかった。









梨乃にこれ以上隠したくない、そう思って
今日までに起きたことをすべて話そうと思った。






『あのね....』

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