天国に一番近い君。

幸せに．side長野 ページ26

彼女は幸せになるだろう。









なっていただきたい。









そう、言い聞かせないと









心配で心配でたまらない。









貴「久っ、買い物連れってて？大阪行く前にっ」

藤「それいいねっ、行きましょうよっ」

長「でも、お前体調大丈夫なのか？」









俺は心配で心配でたまらないんだよっ









大阪に行くまで安静にして欲しいんだけど・・・









坂「長さん、最後なんですからっ。ね？」

長「んーでもー・・・」

貴「久っ」 藤「長さんっ」







なんで、藤村まで寄ってくるんだ！？









長「・・・もう、わかったよっ。わかったから、安静にだけしてろよ？」

貴「りょー。ふふっー楽しみーどこいこーかなー」









君の心はわくわくでも









俺の心はバクバクだよっ








長「そうだ、服でも買いに行くか？」

貴「おおーいいね♪」

坂「お前着る機会あんの？」

貴「つくるんだよー、つくってたくさんオシャレするしー」

か「はいはいっ、お話はここまでっ。診察いくよっ」

貴「またぁ？・・・じゃあね、みんなっ。久、許可取っといてねー」









車椅子に移り、連れて行かれた雲。









坂「長さん。あの笑顔を守りましょう。」

長「ああ、わかってる。」









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