行きたい ページ24
阿「ひとつみんなに聞きたいことがある。」
んっ、阿部さん?
確認したいけどまぶたが重くて開かない。
あーあー、つに来たか?
死への道。
藤「なにかあるんですか?」
阿「雲ちゃんのことなんだが・・・大阪にいい病院があるらしい。そこに、行けば少しはいいらしい。
そこでだ、雲ちゃんが行って周りは、雲ちゃんは幸せになると思うか?」
私のこと、それは勘付いてたけど。
でも、大阪?幸せ?なにそれ?
私ここで十分だよ?それに、今でも幸せだよ?
菅「そりゃなるんじゃないですかね、鳥谷さんだっているわけだし?」
内「でもでも、鳥谷さんって結婚してるじゃないですか。そのところを考えたら・・・・」
そうだ、彼は結婚して子供もいるし、奥さんだって・・・
坂「・・・一番は雲しだいですよ。これを、どう思うか・・・」
頭を優しく撫でる手は私を目覚めさせてくれた。
貴「・・・んっんーーーーーーーーーーーーー、ん?」
長「おはよ、寝顔みちゃった」
貴「・・・変態。」
みんなさっきとはうって変わって明るい声に変わっていた。
阿部さんもニコニコして、
なにか隠してるように。
貴「ねぇ・・・私、
・
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大阪いく。」
長「どうして・・・」
貴「それはね、坂「無理に言わんでもええ。どーっせ聞こえてたんやろ?」
この人はなんでも見破る。
いたずらも、恋も・・・・
貴「っ・・・とにかく、行く。大阪行くから。」
長「行ってなにする」
なにって、決まってるじゃん。
貴「鳥ちゃんに会いに行く。言ってちゃんと気持ち伝えて、幸せになるっ」
・
・
・
なーんて、言えるわけがなく
貴「直す。病気治して、旅行に行きたい。」
まぁ、これも願望のひとつ?ww
久、お願い。
これ逃したらなんだか、終わりのような気がする。
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もうわがまま言わないからっ
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作者名:うさぎ | 作成日時:2014年1月7日 20時