天国に一番近い君。

提案を．side長野 ページ23

提案＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿









か「・・・・実は、大阪にこの病院の本家があるんです。そこなら、設備がここより発達してます。専門の医者もたくさんいらっしゃるんです。」

長「大阪」

か「遠いと思うんですけど。実家もあっちだし、ご両親も会うのにも楽でいいかなっと・・・」









確かに、親は京都だ。







でも、あいつらは雲の親じゃない。








姉さんを







裏切る男。








絶対親とは認めない。









阿「このことは知ってるんですか？」

か「いえ、知らないと思います。」

阿「んー・・・長野、いい機会だ。話してみないか？雲ちゃんに。」









もし、話して行くっとなったら、







きっと喜ぶに違いない。









でも、俺的にはそばに居て欲しい。









長「・・・言うだけ言ってみます。」









言うだけ、言うだけ・・・・








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いざ病室の前に行くと緊張して









阿「大丈夫か？手、震えてるけど・・・？」

長「はぃ、大丈夫です・・・」









ｺﾝｺﾝｯ









「はい。」






ん、勇人？





長「・・・雲！？」

坂「からかったら、気絶しちゃって・・・」









雲を殺すきかっ、こいつらは。









「長野さん。早めの決断をお願いします。でわ、」









早めの決断って・・・









体は雲のもの。








だからといって捨てることはできない。









俺は・・・









阿「ひとつみんなに聞きたいことがある。」
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