彼女の決意.side長野 ページ15
”どーも、こーもない。・・・好きや。”
なんか悲しいな。
例えれば・・・愛娘を嫁に出す感じ?ww
おれも、親父だなっ
でも、それだけ大事ってことだよ。
貴「ねぇ、鳥ちゃんって結婚してるよね。」
気づいてる、よな・・・
きっと、鳥谷さんも分かってるはず。
長「うん、してるけど?」
貴「・・・奪うって心臓に悪い?」
悪いといえば、諦める。
良いといえば・・・・
どうする?どうなる?
貴「・・・まぁ、どっちにしろ無理やな。」
遠くから走ってくる勇人を見つめる目は、
未来を見据えてるようで
怖い。
長「諦めたら、貴「試合終了ってか?」
長「分かってんなら言わせんなっ」
暖かな日差しは未来を明るい方向へ導いてくれる。
きっと、その光が温かく
冷たい体をも。
貴「ひっさー、決めたで。
死ぬまでに
絶対
達成する。」
長「なにをっ?」
貴「わかってるくせにー」
・
このときの雲は勘づいていた。
自分の命が短いことに。
時間がないことに。
・
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作者名:うさぎ | 作成日時:2014年1月7日 20時