天国に一番近い君。 (ページ47)

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天国に一番近い島ページ47

ここは南の島。

日本で『天国に一番近い島』と呼ばれている島。

一番行きたかった島。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ニューカレドニア島

透き通った海は沖縄より綺麗で

ホントにあたりには何も無くて

殺風景って言えばそうだけど、凛とした空気感はそれをなくすようだ。

貴「ホントに来たんだ、私・・・」

後悔はしないからいいけど

なんか異世界っぽくて複雑。

このまま死んでしまいそうだ。

まぁ、そのつもりなんだけどね。

これから先、私は幸せを見守るほうになる。

それもそれで、性にあってるかもしれない。

鳥「雲ーっ。・・・かわええ、な///」

貴「ふふっ、ありがとっ」

敬の幸せも見守っていきたいな・・・

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海は懐かしのアノ色に染まれて、だんだん紺色に染まっていく＿＿＿＿＿＿＿＿

鳥「どうや、ここは。」

貴「気持ちいよ・・・・ぅっ、ｺﾞﾌｫｯ・・・ごめんっ」

鳥「寄りかかってええよ」

ゆっくりと冷えた体に敬の温もりが染みる。

貴「幸せに、なって・・・ね？」

鳥「当たり前。」

貴「巨人と、仲良く、して・・・ね？」

鳥「当たり前。」

貴「今、幸せ・・・？」

鳥「すげー、幸せ。」

貴「よかったぁー・・・これで、安心できるよぉ・・・・」

鳥「ゆっくり・・・お眠り・・・・」

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これ以上、私が声を発することはなかった＿＿＿＿＿＿＿＿＿

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私は幸せでした。

こうして好きな人の温もりを感じながら

好きな島で

好きな色に囲まれて

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死ぬことに、

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幸せを感じています。