Episode*45 ページ46
今、私がいるのは阪神の寮。
専門学生時代に研修授業でお世話になった。
だから、阪神の皆さんとは仲がいい。
事情があって2週間ここに居させてもらいことに
『あらにー、荷物・・・・長野さん・・・』
長「よっ」
_____________
みんなが居なかったらあたし
このままずっと阪神に居たかもいれない
ありがとうみんな
______________
『わざわざスミマセン。』
長「謝るのはこっちだよ。勇人、ごめんな。」
『長野さんは悪くないですって。顔あげてください。』
長「ありがとう・・・貴浩さん。」
新兄「おう・・・・じゃあな」
長野さん、私はどうすればいいの
このまま、ここにずっといてもいいの
長「Aちゃんはこれからどうしたいの」
『どうするも何も、どうにもならないのでこの子は私が育てます。』
長「ひとりで?」
『ええ。それに、ここにはみんないますし、それに・・・』
?「もぅ、戻ってこないの」
『え?って、宮国さん・・・藤村さん・・・みんな』
なんで、ここにいる、の?
『あの、長野さん・・・・これは・・・』
長「みんな、心配してるんだよ・・・・」
?「Aちゃん。」
『監督!!』
原「俺はこいつらを預かってるんだ。こいつらととともに戦っているんだ。一人が苦しんでいたら、父親代わりの俺が守るんだ、チーム一丸で守るんだ。選手だけじゃない、スタッフ、トレーナー、コーチみんな家族なんだ。」
『家族・・・』
高「勇人から聞いたよ・・・親と縁を切りたいんだって?なら、そうすればいい。それは自分のことなんだから周りに流されちゃいけないよ。」
『由伸さん・・・』
ここに私の”家族”がいた。ドームに行けばみんなに逢える。
それが私にとっての幸せなんだ。
原「今から帰ってこいとは言わない。2週間ゆっくりしておいで。」
『はい、ありがとう、ございます・・・』
阪神のみんなも家族
巨人のみんなも家族
家族っていいね・・・
勇人・・・
79人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うさぎ | 作成日時:2013年12月15日 12時