you said*20 ページ21
何この臭い?お花のにおい・・・
あったかい、あっちゃんでもたかちゃんでもない、この温もり・・・
誰?
坂「危ないやろ・・・きぃつけろや・・・」
『勇人・・・?』
ドックん
勇人の鼓動が伝わる。そして、______
坂「なにドキドキしてんの?怖かったんか?」
『う、う、・・・・』
坂「泣かないの・・・ね?」
『うん・・・』
坂「よしよし・・・」
厚い胸板かた伝わってくる
君の鼓動。そした、だんだん高鳴る私の鼓動。
嬉しい、素直に嬉しい。
私には卑劣な過去があったよ?
男と寝るなんていやだよ?
でもね、貴方とならいいの・・・
素直に口出すことは出来ないけど、
硬く閉ざされて恋愛から私を出してくれた貴方。
貴方に出会えてよかった
奇跡をありがとう。
___________
この温もりが好き。
どのくらい経ったのだろう
ずっと勇人は優しく包み込んでくれてる。
坂「みんな、待ってるよ。帰ろ?」
少しぐらい・・・
『やだ、もっと勇人と居たい・・・』
坂「酔ってるん?笑」
『酔ってるないもん・・・
酔ってるかも・・・・』
坂「そっか、今何時?」
『んーと、11時56分。』
坂「・・・よし。」
離れたら瞬間 弱い風が体を撫でた。
坂「A。よー聞いて?」
『ん、なに?』
坂「俺は、
お前が
好きや。」
暗くて表情が見えないけど
優しく微笑んでるんだよね?
照れてるんだよね?
『うん・・・
私も
好きだよ。』
坂「鳥さんよりも?」
『もちろん。』
坂「能見さんよりも」
『もちろん。』
坂「なら、これ受け取ってくれる・・・?」
勇人の手には小さなリボンのネックレス___
『これ、さっきの・・・・いいの?』
坂「うん、誕生日プレゼントやから。」
「うん、ありがとう…」
坂「A お誕生日おめでとう」
『ありがと・・・』
坂「似合ってるで?」
『照れるやんっ』
0:00 を告げる鐘の音と
勇人の優しいキス________
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作者名:うさぎ | 作成日時:2013年12月15日 12時