合宿 １日目 ページ9
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「うわー、おいしそー！」
テーブルに並ぶたくさんの料理は和食メインで、とてもおいしそう。
「ほら、早く座って！アンさんもうはやく食べたい！」
「はーい」
えーっと、空いてる席は…
晶の隣が空いていたのでしぶしぶ座る。
「Aが！！俺の隣に座ってくれた！！！」
「ずるいよあき兄！俺も姉貴と隣がいい！」
「響紀ちゃん、はやく私の隣に座って！」
「全員席ついたー？」
「そうみたい」
「じゃあ、いただきます！」
「「いただきまーす！」」
ぱんっと両手を合わせて挨拶をする。
早速、焼きたてのアジに箸をのばす。
「おいし〜」
「ねえ、これおかわりある！？」
「ごはんもおかずも沢山余ってるってさ」
やったー、とガッツポーズをする響紀ちゃん。
アイス食べてきたんじゃなかったの？;
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「おかわり！」「私も！」
元気よく空のお茶碗を差し出す私と響紀ちゃん。
「…2人とも、それ何杯目？」
「4杯目だけど」
バケモノでも見るかのような目で私たちを見ている空介さん。
「よくそれで太んないよね」
玉子焼きを頬張りながら呟く誠くん。
「そのぶんちゃんと運動してるもん」
「ねー」
運動はまったくできないけど、学生時代水泳部だったのもあってそんなに太ったことはなかった。
体力も割とあるけど、かわりに足は滅法遅いのだ。
「ごちそうさまでしたー」
「え、もう食べ終わったの？」
信じられないと言いたそうに空になった食器を凝視する天。
「みんなが遅いんじゃない？」
「「それはない」」
みんなが口を揃えてそう言うので、私たちは2人で顔を見合わせて笑っていた。
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美桜みお - コメント失礼します！続き楽しみにしてますね！ (2018年11月3日 8時) (
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作者名：saki | 作成日時：2017年8月30日 16時
