いつも二番目の私は。【鬼滅の刃】

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今起きた出来事が頭の中をぐるぐると回る。





すると、



急に力が抜けて意識が遠のいていく。








「ね、えさ、、ん。」




化け物はまだいるかも知れない。




姉さんだけは。



その一心で姉さんの上に倒れる様にして意識を手放した。









……


ぱちり、と目が覚めた。




ぼんやりとし頭を叩き起こす。





どこだここ。





明らかに自分の家ではない。




意識が途切れる前の出来事が本当だとすれば、、、





「姉さん！！！！！」





周りを見渡すとすぐ隣に眠っている姉さんがいた。






「よかった、、。」






姉さんがいなくなったら周りが悲しむ。






そして私の居場所は無くなってしまう。






相変わらず酷い考えだな、と呟くと







「起きました？」




背後から蝶の髪飾りをつけた女の人に話しかけられた。





「ひっ」




綺麗な顔でその女の人は笑った。







「驚かせてしまいましたか。私は胡蝶しのぶです。」




「、、高城Aです。」




手を差し伸べられたので手を重ねて握手を交わす。






「意識がなくなる前の出来事を覚えていますか？」







この人は何かを知っている、、、？








「両親が化け物に、、」








「やはり、本当みたいですね。」




ぶつぶつと喋りだす胡蝶さん。





「お姉さんが起きたら私を呼んでください。」









「Aさんもこの屋敷内にはいてくださいね。」





そう告げると胡蝶さんは部屋から出ていった。

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