検索窓
今日:17 hit、昨日:62 hit、合計:1,270,527 hit

9 ページ12

.





「はぁ、はぁ、、はぁ、、」



終わったのはいいものの、身体中が痛い。




走ったからか、口の中が鉄の味がする。






相手の冨岡さんは怪我一つしておらず、息もきれてはいない。



すごい。


これが"鬼殺隊"。






体が思うように動かず、その場から動けなかったが

姉さんが始めるみたいだ。



何とか柱の人達の隣へ移動はしたが




すとん




と腰が落ちてしまった。



周りも気にしていないから大丈夫だろう。





「、、、無理はするな。」


姉さんに冨岡さんが声をかけて始まった。




座り込んだまま姉さんを見る。




大丈夫かな、、。






私のそんな思いはすぐにひっくり返された。









自分を守るのが上手い。



攻撃を木刀で受け止め、かわすことがとても上手い。









「終わりです。」




ぼーっと見ていたら気がついたら引き分けで終わっていた。




姉さんは冨岡さんには触れられなかったようだ。




私が触れられたのはガラスを割って気をそらせるというずるをしたからだ。



真正面から勝負をしたら勝てるわけがない。







そんな時、



姉さんも疲れ切って体がうまく動かせないのか、



体が大きく傾いた。







「姉さん!!」



支えるため、走ろうとしたが上手く動かない私の体は地面に叩きつけられた。





よろめいた当の本人は数珠を持った背の高い男の人に受け止められている。





そうか。姉さんを支えないで放っておく人なんていないか。







そこで気づく。





受け止められていた姉さんの体には傷一つなかった。




私の体は打たれてできた痣だらけ。






もしかしたら姉さんは人を守れる凄い人間なのかもしれない。

10→←8



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (1031 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2117人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 鬼殺隊 , 二番目
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

きき(プロフ) - 赤色の瞳で緋→火→炎で、炎の呼吸がいいと思います!あくまでも一意見なので、良ければです! (2019年12月15日 19時) (レス) id: bfacb6fb7e (このIDを非表示/違反報告)
- つきの呼吸がいいです! (2019年12月15日 9時) (レス) id: bef68b6bc6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 「声の呼吸」なんでどうでしょう?妹ちゃんが姉が1番だと我慢していた心の 内に秘めていたものが心から溢れ出して声になる。とか、。いつも楽しく読ましてもらってます!応援してます! (2019年12月15日 1時) (レス) id: 15b677e26e (このIDを非表示/違反報告)
ティッシュ - 影の呼吸とかはいかがでしょう?( 姉という光を引き立てさせる影、みたいな感じで(笑) いつもこのお話を拝見させていただいてます!お体に気を付けて更新頑張ってください! (2019年12月15日 0時) (レス) id: 9aa7f700a4 (このIDを非表示/違反報告)
やまなみ(プロフ) - 夢主ちゃんの事を嫌っている(仲が良くない)柱の方の呼吸を使う…というのはどうでしょうか?? (2019年12月15日 0時) (レス) id: 280ddb7f42 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あずき。 | 作成日時:2019年11月16日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。