いつも二番目の私は。【鬼滅の刃】

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「任務ゥ！！南ィ！！南ノ小サイ村へ迎エ！！！」



初任務。


私の鴉は男の子みたいなんだけれど、




「行ッテクル！！！鈴音ェ！！」




姉さんにメロメロだ。


頭を撫でている姉を見る目はハートになっている。




「行ってくるね。」




「行ってらっしゃい。」


姉さんに



ぎゅ


っと手を握られてから見送られる。







この前汚してしまった羽織のかわりに

新しい姉さんの羽織をもらった。








、、、こんなに多くの羽織を持っていたのか。



一枚しかない私の羽織は

母さんに買ってもらった物だからと着たことがない。






愛されているなぁ。

姉さん。









私が帰れなくなっても

姉さんなら安心だ。



私のように愛されないまま命を落とすのではなく、

愛されたまま、

寿命が尽きるまで幸せに生きていけるだろう。






「何モ喋ラナイナ！！緊張シテルノカ？」



姉さんだけじゃなくて私のこと見てくれてるんだよなぁ。



この鴉。



あ。お節介だから、



「カイ、カイにしよう。名前。」




「ナンデダ！！！」


「、、、かっこいいよ？」






私が足を進めるのを早くすると

後ろでなんかギャーギャーしてるけど

気にしない。






「ココダァ！！！」




目の前の光景に見覚えがある。







「、、、え？」




任務先って






「私達が住んでた村、、？」

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