日本ー空港ー体調不良 ページ50
ーー空港
「ーー大丈夫ですか…？
A「うん…。…っ」
昼の1時
日本に到着
でも、迂闊だった
オレとした事が
この子の月経のタイミングを忘れるなんて…(汗)
飛行機の中でずっと我慢していたAは、ゲートを越えた途端にうずくまってしまった。
なんとか空港の出口までは歩けたけど
ここからなかなか動く事ができない。
どうしよう…痛み止めの薬は副作用がキツイからな…
このままなんとかホテルまで…
考えていたら
〇〇「どうかされましたか？」
何処からともなく女性の声がしたかと思うと
その人はすぐにAのそばに駆け寄った。
A「あっ…えっと…／／すみません…(汗)ただの生理痛なんで…／／ーー…イタタ…(泣)」
Aは誤魔化すように笑っているけど、あきらかに苦しそう
そんな彼女に寄り添ったその女性は
そばにいるオレに気付くとすぐに姿勢を正して
倉科「失礼。私は医者です。
私の職場がこの近くなのでそこでしばらく休ませてあげてください。」
『専属医師 倉科カナ』と書かれた名刺を渡してきたその女性は、オレが返事する前に彼女を抱えてタクシーに向かう
「え？あぁ…(汗)はい。
よろしくお願いします…っ」
なんだか、ちょっと強引な気もするけど…(汗)
今は彼女を休ませないと…っ。
ー
倉科「ーー入りましょうか。どうかされました？
「……いえ(汗)」
タクシーを降りて、Aを抱えたまま建物を前にして一瞬足がすくんだ
「あなたの職場って、病院ではないんですか…？
倉科「？ええ。名刺にも書いてあると思いますけど？？
さぁ、早く入って。
寒いから風邪ひいちゃう。
「あ(汗)はいっ、失礼します…」
彼女が前を歩いてる隙にもう一度もらった名刺を見直す
『ジャニーズエンターテイメント
専属医師 倉科カナ』
ジャニーズって…
あのジャニーズ…
だよな？？
え(汗)
もしかして増田さんの事務所に来ちゃった？？(汗)
どーしよう…なんか言い訳つけてここから出るか…
A「櫻井ここどこ…？」
抱えられながら俯いたまま歩いているAが不安そうに聞いてきた
「ここはー…」
返事に詰まってたら
倉科「私の務める病院ですよ？大丈夫。安心してください？」
ーーえ…？
なんでそんなウソを…
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作者名：ひまわり | 作成日時：2019年1月8日 0時
