仲間 ページ32
「手越…そんなの……」
そんな事言われたら俺…
オレは…
手越に抱きつかれて動けなくなってるところに
小山とシゲも来て、小山に肩をたたかれた手越はゆっくり離れた。
オレの目の前には
手越、小山、シゲがいる
小山「まっすーごめん。
オレらあの時お前になにもできなかった。
「小山…。」
そんな事ないよ…。あの時お前らがいてくれたから踏ん張れたんだよ…
加藤「俺ら3人で話し合って
お前が選んだ答えを尊重するって決めてたのに
追い詰めてごめん…
「シゲ…。」
そんな事ねーって…
みんなそんな事考えてたの？
俺は自分の事しか考えてなかったのに
みんなはオレの事そんなに考えてくれてたなんて…
「ーーっ…こっちこそ…。ごめん…っ。みんなに迷惑かけて。」
3人を前にして、オレは泣きながら頭を下げた。
手越「メーワクなんか思ってねーしっ
謝ってんじゃねーよ。バーカ。」
赤い目してぶっきらぼうな手越
加藤「お前はオレらに今はもっと頼れ。一人で抱え込むなよ？」
ありがと…シゲ
小山「よしっ。じゃぁ、退院したらみんなで快気祝いしよっ。
まっすーのおごりで。」
小山…
「なんでだよ！！そこはオレじゃねーだろっ」
手越「あ♪いーじゃん。じゃまっすーんちで宅呑みしようぜ♪
「いやオレんち実家っ！(汗)
加藤「そろそろ言っちゃえば？実は一人暮らしです♪ってw
「なんでだよw」
ーアハハハハwww
久しぶりにこんなに笑えた
いや
涙も出てるから
泣き笑い？
ううん
そんなことどーでもいいや。
NEWSみんなでいれて
みんなで笑えて
泣けて
また笑える。
オレの選択は間違ってなかったんだ…
コイツらといれて、良かったんだ…
そー思うと、何か吹っ切れたような、軽い気持ちになれて
振り返ると
ほかのマネージャーにいじられながら山田も泣き笑いしてた。
小山「ーーはぁ…、笑った笑った…w
ま、そーゆうことだからさ。
その、お前の胸の傷の事…。
お前が話してもいいと思った時でいいから、俺たちに話してよ。
それまで俺たち気長に待つからさ。」
「……」
ーー傷触ってる事、みんなにもバレてたか…。
でも
うん
そうだな
「ありがとう。いつか話せるようにちゃんと治すよ。」
オレはもう大丈夫
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作者名：ひまわり | 作成日時：2019年1月8日 0時
