関係 ページ15
二宮side
「オレ、てっきりAはまだ櫻井の事が好きなんだと思ってたんだけどw
大野「あはは…wそんな頃もあったね…。」
レストランのカウンターバーに移動したオレとおーちゃんは、ウイスキーの水割りを片手に思い出話をした
あれはAがまだ中学生の頃だったか
櫻井から、Aに告白されたと聞いたのは。
あの時はオレもおーちゃんもビックリして、でも
ずっと一緒にいたんだからそれも自然な流れなのかななんて
おーちゃんは言ってたけど
櫻井は彼女の事をその場でふったらしい。
理由は、
櫻井『あの子はオレしか男を知らないから、恋愛の『好き』と錯覚してるだけだよ』
って言ってたけど
いやいや…
ほぼ毎日大野家にいついてたオレだって男だよっ。
なんでオレには言ってこないんだよっ
その事を当時おーちゃんにグチってたら
大野『お前は近くにいすぎて男と思われてないんじゃない？w』
だって。
まぁ確かに。
小学卒業するまでは一緒に風呂も入ってたしな…。
「櫻井は今でもAの世話役なんだろ？
ニューヨークにも3年間同行するそうじゃない。
いいの？2人で住んじゃっても」
大野「あいつは俺よりAと一緒にいるんだもん。
彼以上に信頼して妹を任せられる男はいないよ。
「ーーなんか含んでんね。
あわよくば2人くっつけばいいとか思ってない？
大野「そんな下心はないよw
あいつはAのボディーガードだから。
それ言うなら
かずなりは？
お前はAの事どー思ってるの？
「え？オレ？」
まさかの質問に一瞬きょどる
オレはー…
「妹としか思えねーよw
ほんっといつまでも世話のやける…w
大野「たしかにね…w」
嘘は言ってない。
言ってないぞ。
一瞬モヤモヤする気持ちはあったけど
それは酒でいっきに流して消した
翌朝
ーー♪♪♪
ーーガチャ
「ん〜〜…、はい…」
そばの置き時計を手にしながら
寝ぼけた声で部屋の電話にでる
今何時だ〜？…七時か…
たく誰だよこんな朝から…
東山『おはよう。朝食一緒に食べないか。
下のテラスカフェで待ってるから』
ーー！！
「っはい！今すぐ伺います！」
二日酔いも眠気も一瞬で吹っ飛ぶわ(汗)
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作者名：ひまわり | 作成日時：2019年1月8日 0時
