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手越side
深夜1時
ーガチャ
「おじゃまします(汗)
ほんとにいいの？
伊野尾「いいからいいから。早く入って？」
車の中で話があると言ったら、
『じゃぁオレんちに来なよ』って言われてそのまま来たけど
こんな時間に良かったのか？(汗)
伊野尾「リビングでくつろいでてー？
「あっ…うん、わかった…。や、じゃなくて話が
伊野尾「飲み物コーヒーでいいー？
「あ、うん、サンキュ」
ーーダメだ(汗)
酒入ってるからか伊野尾ちゃんのペースから抜けられない(汗)
でもこのままじゃだめだしな
「あのさ…先に話したいんだけど。」
キッチンカウンターまで行ってコーヒーの準備をする伊野尾ちゃんの前に立った
そしたら伊野尾ちゃんは手を止めて
「ーー大野社長からの手紙のこと？」
ーーだって。
知ってんだやっぱ…
ー
カサ…
伊野尾「……なるほどねぇ…。
あの人結構厳しいんだね…w
「笑い事じゃねーし」
ガラステーブルに大野社長からの手紙のコピーを広げて、伊野尾ちゃんに見せた
伊野尾「ごめんごめん。ーーで？お前はまっすーにどうしてほしいと思ってるの？
「オレは…アイツにはずっと迷惑かけてたから…。
もういい加減あいつだけでも幸せになってほしいって思ってる…。
でも…
伊野尾「増田が彼女を選んだらNEWSを続けれなくなるかもって？
「ーーそんな事考えてねーよ。形が変わってもNEWSだよ。
伊野尾「じゃ何をそんなに気にするの
「その…もしかしたら今ほど仕事できないかもしれないし…
そーなったら伊野尾ちゃんの将来にも影響が…
伊野尾「…フッwお前そんな事考えてたの？なんだぁw」
「！！なんだってなんだよ！
笑う事ないじゃんかよ！」
意外なリアクションにオレは少しムカついた
でもそんなオレに対して伊野尾ちゃんは涼しい顔
伊野尾「ごめんごめんwまぁ、でもありがとね。
気にしてくれて。
あっ…と、コーヒーまだだったね。今淹れるね♪」
なんだかなぁ…この人
いつもひょうきんだからたまに真面目な話になっても全然伝わってる感ないんだよなぁ…(汗)
でも肝心なとこはちゃんとおさえてるから毎日助かってんだけど…
伊野尾「あのさー、手越ぃ。オレからも話あるんだけどいー？」
カウンターから伊野尾ちゃんの呑気な声が聞こえる
「ん？なに？」
伊野尾「オレ結婚するわ」
「へ？」
え？
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作者名：ひまわり | 作成日時：2018年11月23日 17時
