大切な話… ページ50
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社長室
大野「いやぁ〜。ほんっとうに素晴らしかった！ありがとう！増田くん！
「いえいえ／／こちらこそあんな素晴らしい舞台を用意していただいてありがとうございました／／」
パーティーが終わった後、オレとAは社長室にいた。
どうしても伝えたい事があったから。
でもいざ社長を前にすると、ペースに負けるとゆうか、圧に負けるとゆーか
大野「お礼にコーヒーを淹れてあげよう♪Aとそこで座って待ってて？♪」
これはなかなか本題に踏み込めないぞ(汗)
「あっ(汗)お構いなく…(汗)」
ヤバイな…このままじゃホントに時間がない…
内心焦っていたら
ーーキュ…ッ
オレの右手をAの左手が繋いでくれた
そうだ
この子の為にも言わなきゃ。
「あの…社長。お話があるんですけど…」
背を向けた社長にくいぎみに声をかける
そしたらその人はオレに振り向いて
大野「……。わかった。オレも話したかったんだ、君たちと」
それだけ言って、目の前のソファーに腰掛けた
「ありがとうございます…。あの…っ。
実は、僕はAさんと以前からお付き合いをさせてもらっています。
どうかこの交際を認めていただけないでしょうか。」
Aと繋いだ手を更に握りしめて、まっすぐに社長の顔を見て言った
この人ならきっと分かってくれる
そう思った。
そしたら社長は穏やかな笑顔で
大野「フゥ…。そっか…。やっぱり付き合ってたんだね。
分かった。認めよう
「ーー！ありがとうございますっ
A「ありがとう、お兄ちゃん！
貴久…っ／／」
社長からの嬉しい返事に、オレもAもその場で抱き合いそうになった
その時
大野「でも一つ条件があるよ？」
一瞬社長の声色が変わった気がした
A「条件…？？」
キョトンとしたAの顔をよそに社長はスマホをいじる
そしたらしばらくして
ーーガチャ…
ドアが開くとそこからは
うちの事務所の東山社長
上層部の3人
チーフマネージャーの二宮さん
NEWSのマネージャー陣
手越、小山、シゲもいる…？
なんでそんな真面目な顔してんの？
山田…なんでそんな目赤いんだよ…
大野「その前に俺からの話を聞いてくれる？」
それだけ言ってオレに一通の封筒を差し出した
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作者名：ひまわり | 作成日時：2018年11月23日 17時
