10月29日 ページ23
朝7時
A「えっ…明日東京にかえっちゃうの…?
「うん。来月の3日に特番あるからさ。リハとコンサートの打ち合わせもあるし。
明日の夜行で帰って、また3日の夜行で帰るから、4日にはまた戻ってくるよ。」
今日は朝からイベント稽古用の体育館が検査の為休館になったから、夕方からのラジオ収録までオフになったオレは
昨日夜からAの部屋で過ごしてるんだけど
といってもまだ寝室のベッドの中だけど…
そっか…オレこの子に言ってなかったな…(汗)
「あの…A…?
A「……」
オレの腕の中に収まってるAは黙り込んでしまった
一昨日のロケで絡まれて以降
あまり一人でいれなくなったA
相当ショックだったのかな…
でも、もーすぐしたらホントにオレ居なくなっちゃうし、アメリカに行ったらもっと大変なのに…
「A、こっち向いて?
A「ん…?」
ーーチュ…
見上げてきたAの唇に軽くキス
A「もう…//なに?
「フフ…w
ねぇ、この前のロケで絡まれたときさ、何かされたの?
そーいえばオレ聞いてないと思って。
A「べつに……何もないよ…」
それだけ言って背中を向けられる
またウソついてるな…?
そんな子には…
A「ーーえっ…イヤッ…アハハハwwwやめてっwwwキャァァァwww
「言えっw言わないとやめないぞっw!」
背後からこそばし攻撃!
どさくさにまぎれて胸も触っちゃうぞコラw
ー
「ーーえ、そんな事されたの?
A「うん…。
「マジかよ…。」
あの時何されたかなんて、聞かなけりゃ良かったと後になって後悔…。
この子はあの店の中であの連中に道を聞かれて
答えたらそのまま店内の端に追いやられて
身体を触られたらしい
そりゃ言いたくなかったよな…
一人で居たくもないよね…
「ゴメンね…A
ホントごめん…」
後ろからギュッと抱きしめた
やっぱりあいつら1発ずつ殴っとけばよかった
謝られても、許すんじゃなかった…
A「なんで貴久が謝るのw
私ね…昔からどこ行くにも櫻井と一緒だったから、一人で街中歩けてなんか楽しくて…。
ダメだね、25にもなってこんなんじゃ…w」
振り向いた彼女の笑顔は
心なしか
寂しげだった
14人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひまわり | 作成日時:2018年11月23日 17時