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知念「あのぉ…。僕もあなた方の今までの様子しっかり動画撮ったんですけどぉ。
これもyoutubeにあげちゃっていいですかぁ？」
どこからともなくカメラ小僧の知念くん登場。
観光客B「お前きたねーぞっ…(汗)
「きたないのはどっちだよw
載せるの？それ。
でも君たちがやらなくてもさっきから周りで呑気に動画撮ってるコたちが載せちゃうかもね。
そしたら君らの顔もしっかりのるんじゃない？」
目は絡んできた男に向けてたけど
周りに聞こえるように大きな声で言った
ーー……
周りの空気が静かになる
ヤバ…オレキレそうだ
でもそろそろ来る頃なんだよね
そー思ってるうちに遠くから近づく制服姿の男性
ピーッ、ピッピーッ
警察「はいはい、君たちかな？マナーの悪い観光客は。」
はい来ました。お巡りさん登場です。
後ろには櫻井さん。と、大野社長。
観光客A「別に何もしてないっすよ
「ウソつけ。さっきまでこの子に絡んでたじゃん
観光客C「言いがかりだ！証拠もないくせに
知念「お巡りさん、僕が撮った動画見ます？
観光客A B C「ごめんなさい！！(汗)」
素直じゃないのw
櫻井「増田さん、大丈夫でしたか？」
「はい♪
それよりAをお願いします。」
A「……ッ」
櫻井さんに彼女を預けると
ずっと震えてたAが咄嗟にオレの袖を掴む
まだ怖いのかな…かわいそうに、袖を掴む手が震えてる
「大丈夫。オレも警察の人と少し話があるから。
ちゃんと戻ってくるよ。
櫻井さん、昼からの開始を1時間遅らせるよう、編集者の方に伝えてください」
掴んだままの手をそっと離して、オレは警察に事情を話すためにその場を離れた
櫻井side
「行きましょうか
A「うん…」
遠ざかる増田さんの背中をずっと見ているお嬢様を、もといたカフェテリアに連れ戻った
大野「一体なにがあったの？
A「お手洗いの帰りに寄った雑貨屋さんであの人たちに道を聞かれて、答えたら…」
そのまま静かに泣きだしてしまった
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作者名：ひまわり | 作成日時：2018年11月23日 17時
