ひまわり畑ー4 (ページ15)

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遡る事1日前…

東京

二宮side

「ーーへ？ローカル情報誌に増田を起用？
なんですかそれ。聞いてないですよ？

中居「やっぱりか…(汗)」

昼の1時

上層部に呼ばれて会議室に連れていかれたオレは、その時に初めて増田の街中散策ロケの話を聞かされた

マスターヒッツロケ中とはいえ、うちと契約してない雑誌にジャニーズを無断で載せていいわけがない

上層部もその話をつい1時間くらい前にNEWSの広報から聞いたらしく、困惑していた

香取「増田が世話になってる例の大野社長がスポンサーらしくて、お礼の電話が広報部にかかってきたらしいんだけど…。

こっちに届いている申請はドキュメンタリー番組の分しかなくてね

「マジっすか…」

よりによってまたおーちゃんとこか…。

ーコンコン、ガチャッ

草薙「二宮、今から社長室行って。大野社長とテレビ電話繋がってるから。」

会議室のドアが開いて、すぐに草薙さんが入ってきた

「テレビ電話？

草薙「正式に起用を依頼したいと、大野社長がかけてきたみたい。

今はうちの社長と話してるよ。

山田もきてる。

「山田も？？」

あいつまだ休暇中なのに(汗)

ー

ーーコンコン…ガチャ…

「失礼します…」

東山「ーー分かった。じゃあ改めて、うちの増田を起用する事を許可するよ

大野『ありがとうございます。急に無理をお願いして申し訳ありません。』

東山「いや、こちらこそ。変なトラブルに巻き込んで悪いね

山田「本当に申し訳ありませんでした！」

目の前では、山田がパソコンと東山社長に交互に頭を下げていた

大野『山田くんは悪くないよ。大丈夫。

東山「そうだ、お前は被害者なんだから。
増田にはこの事は話さなくていいからね？

お、二宮来たか。」

気がついた社長に手招きされて、オレはパソコンの前までいくと

画面にはおーちゃんがうつってた。

大野『やぁ。かずなり。お前も知らなかったんだね

「おーちゃん…。ごめん…。いつこの話をスタッフから聞いたの？

大野『かずなりがこっちに帰ってくる日だったかな？

マスターヒッツのスタッフさんが企画書を持って来てくれたんだ。

オレもイベントの打ち合わせでバタバタしてたから、ちゃんと目を通せてなくてね

でも申請はしてあるから大丈夫ですって彼言ってたんだけどなぁ…

「彼…って、誰かわかる？

大野『丸山さんだっけ？後から来たスタッフ。