10月25日 ページ1
〜♪〜〜♪
知念「オッケーでーす！
では30分休憩しまーす！
ーーはい！
港市市民体育館
大野社長の計らいで、イベント当日までここを借しきることができた。
なんせ総勢120人のパフォーマンス
映像出演と裏方を加えたら、もしかしたら200人超えてるかもしれない(汗)
知念「増田さんも少し休憩してくださいね！座長が倒れたらシャレになんないからっ
「お前もなw」
ホント、丸山さんが抜けて、山田も休ませて、ここでオレが倒れたらもともこもないわ…(汗)
今日はオレと一緒に歌ってもらうゴスペルチームとの合同練習
大学生と専門学校生のサークルらしいんだけど、ひとりだけ高校生の女の子がいるんだって。
山田からその子についての細かい情報がメールできてたけど
へぇ…。すごい、最年少で全国大会優勝とか…
あ、…なるほど。
山田がくれぐれもよろしくと言っていた意味が分かったぞ…
「えー…っと、崎田ナオミちゃん…てコは…いるかな？」
ーーザワザワ…
ーナオミちゃんは？
ーあれ？どこ行った？
周りの子たちも探し始める
ーーん？
いない？
そしたら
相葉「あ。あの子じゃない？
「え？あっ…」
相葉さんが指差した、離れた方向にいる女の子に急いで駆け寄った
「ーーっとぉ、あぶない…。大丈夫？」
段差に気づかず倒れそうになるその子を抱き止めた
ナオミ「あ…／／ごめんなさい(汗)
私よく見えてなくて…
「大丈夫だよ。オレの腕持てる？一緒に歩こうか」
そのままゆっくりみんなの所まで歩く
崎田ナオミちゃん
高校一年生
生まれつき目に障害がある子らしいんだけど、3歳からゴスペルを始めて、13才で全国大会出場を果たしたんだって。
今じゃ大学や専門学校のゴスペルチームから毎回オファーがくるほど有名らしい。
すごいよね、オレが13才の頃なんてまだせいぜいジュニアだったよ。
「どこか行ってたの？
ナオミ「えっと…／／彼氏に電話してました／／」
恥ずかしいのか、オレの腕にしがみつく手に力が入ってるw
カワイー♪
「彼氏いるんだ？♪いいじゃん、同い年？
ナオミ「いえ／／大学生です／／
「へぇ〜。じゃ結構年離れてるんだ？
ナオミ「はい。５つ離れてます」
5歳差か…。オレとAくらい？
ナオミ「やっぱり変ですか…？
「へ？なんで？
ナオミ「だって、すごい離れてるから…」
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作者名：ひまわり | 作成日時：2018年11月23日 17時
