音柱は嫁依存症

歌柱さん、優しい。 ページ5

俺は我妻善逸。

なんかよく知らんけど

柱稽古ってのが始まった。

10人の柱が交代制で

俺らの稽古をつけてくれるらしい。


初め、それ聞いた時は死のうかと思った。




だってさぁ、怖くない？？

もう聞いただけで分かるよ。


行ったら死ぬって。








善「おい2人共ぉ〜、

早く行こうぜ！！

なんなら走ろうぜ！！！♡」

炭「ああ、いいぞ。

どうしてそんなにやる気なんだ？

善逸はもっと行きたがらないかと

思ったんだが…」



何を言ってんだ、この炭治郎は。


楽しみでしかないだろうが。




確かにね？

怖かったよ？？



今向かってるのは音柱の屋敷。


しかし、

稽古をつけるのは音柱じゃない。





善「Aさんが

稽古つけてくれるんだぞ！？！？


あわよくば触れられるかもだしさぁ！！

楽しみでしかないね！」

炭「あぁ……なるほど……。


確かAさんの稽古は

「筋力向上」だったっけ」


伊「屋敷見えてきたぞ！！

猪突猛進ーーーーー！！！」





音柱の屋敷が見えた。


俺たち3人が屋敷の門に着くと、

中から丁度よくAさんが出てきた。



『炭治郎くんに善逸くんに伊之助くん！！

いらっしゃい！！

1番のりだよー！すごーい！！』


ひゃああああ！

名前呼んでもらえた！！！

安定の可愛さ！！！



『まだ集合時間の1時間も前だよ？

さすがにみんなまだ』

「こんにちはああああ！！」

「よろしくお願いしまああああす！！」

『わぁ、はやーい！』


他の隊士たちも来た。


集合時間の30分前になる頃には

既に隊士全員が集まった。



善「Aさんだもんなぁ。

そりゃみんな早く来るよ」



Aさんの稽古ってどんなだろ。

筋力向上だろ？

なかなかに内容はキツそうだな。




『集合時間までまだだけど…。

みんな集まったし、始めようか！』

「「はい！！！」」



稽古場みたいな広い場所に

通された。




木の枝に縄で繋がれたでかい石。

丸い岩。


いろんな種類の物がある。




『ここで、好きなように

筋肉をつけてね。

私もそんなに筋肉があるわけじゃないから

私も参加するね。

そろそろいいかなって思ったら

私に確認に来ること。

たくましくなったと判断したら

稽古はおしまい！


…あ、適度に休息もね』




……なんだよ、天女じゃねぇか。

優しすぎかよ。


え、こんなもんなの？？




『それじゃ、みんな頑張って！！♡』

俺、ずっとここにいたい…。→←天元様、お話合いです！

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