師範、無理ですよぉ!! ページ1
『しーはーん!!!』
宇「聞かねぇ奴だな!!!
言ってみろよ!
“天元” !!!」
『師範!!!』
宇「だああああああ!!!」
師範と猛格闘中です。
祝言を終え、
晴れて夫婦になった私と師範。
祝宴の最中に
遊び半分で、
雛鶴さん達のように
“天元様” と呼んでみました。
あの時の自分を恨みます。
どうやらそれが嬉しかったらしい師範。
これからもそう呼んでほしい、と
名前呼びを強要されています。
しかし、
今まで「師範」と呼んでいたので
夫婦になっても
名前呼びには抵抗がある。
は、恥ずかしいの!!
悪い!?!?←
宇「お前、英語できんだろ!?
りぴーと、あふたー、みー。
“天元” 」
『発音悪くて分かりませーん……』
宇「ア”ァ”??
言えっての!!
地味だな!!!!!」
『地味で構いませんー』
どうしても言いたくない私と、
どうしても言わせたい師範。
ま「言ってやんなよA」
須「そうですよ!
お姉さんが手伝ってあげます!
さあご一緒に!!
てんげ」
『師範!!!』
須「うああああああああああん!!
妹に反抗されたあああああ!!」
ま「何がそんなに嫌なのさぁ!!!」
『むんっ』
宇「ぐぬぬ……」
雛「まあまあ2人共…。
Aちゃん、徐々にでいいのよ。
天元様、気長に待ちませんか?」
宇「甘やかすな雛鶴…。
今躾ねぇでいつする……」←
師範がいろいろ策を
練っているのが見て分かる。
ま、私は動じませんけどね!!!
どやさあ!←
宇「はあーあ…」
『??』
師範が大きく溜息をついた。
諦めてくれたのなら有難い。
宇「じゃあいいわ。
あーあ、地味に残念。
この世でいちっばん
大好きで
ド派手に愛してる嫁に
名前も呼んでもらえないとはな」
『ぁ………』
なんだろう。
心がズキズキする。
師範は立ち上がって
どこかに行こうとする。
宇「Aがいやなら、
別にいいわ。
…さ、諦めて鍛錬するかね」
『ま、…待って!くだ、さい…』
反射的に師範の袖を掴んでしまった。
引き止めるとか
どうかしてると思うが、
なんだか悲しくなったのだ。
『その…、
天元、様………』
恥ずかしさに俯いていると
天元様は私の頭を
2回ポンポンした。
宇「ん。
ド派手によく言えたな。
A」
『〜〜〜〜〜〜!!!
ずるい!!////』
宇(俺の嫁が今日も可愛い)
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金平糖 - 凄く泣きました〜。・゜・(ノД`)・゜・。 (2021年11月16日 23時) (レス) @page50 id: 63ca64d519 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ - 面白かったです。 (2021年2月24日 6時) (レス) id: 69c853c22b (このIDを非表示/違反報告)
ピノ助(プロフ) - ひろかさん» あ、愛してる…!?///なんて素敵…!お願いだから死なないで〜!私も…ショックで心臓が止まりそうです… (2020年4月4日 21時) (レス) id: adff839c97 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ助(プロフ) - @さん» わ〜!嬉しいです!もちろん返信させていただきますよ〜!! (2020年4月4日 21時) (レス) id: adff839c97 (このIDを非表示/違反報告)
ひろか(プロフ) - 201話読んで自害しそうです((ピノちゃんあいちてゆ(遺言) (2020年4月4日 1時) (レス) id: d204de565a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピノ助 | 作成日時:2020年2月17日 21時