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天元様、嬉しいです。 ページ9

柱稽古も無事に終わり、

隊士たちが強くなってくれたおかげで

夜の警備の範囲も狭まり、

とても体力的に楽になった。



休む時間も、当然増えた。





宇「A、今日は非番か?

実は俺も非番なんだわ」

『珍しいですね!嬉しい!』


宇「久々に、出かけねぇか?」

『え、いいんですか!?

お出かけなんて、

本当に久しぶりですね!!


…あ、それじゃ、雛鶴さんたちも』


どうせなら、みんなで行きたい。


子供の時みたいに。




3人を誘おう。


天元様が、複雑そうな顔をしてたけど…。




『お出かけ行きませんか!』


雛鶴さんたちに声をかける。

なんだかバタバタしてるな…。

どうしたんだろ。


『何してるんですか?』


ま「A!!?

これは、…」

須「あああ、違うんですよ!!」

『何がです??』

雛「実は、3人で温泉に行こうかと…。

ごめんなさい!

Aちゃんは、任務で忙しいかと…」


3人で温泉かぁ…。

いいな〜。

そんな慌てなくても、

私は気にしないのに。


『天元様と、お出かけしてきますね』

ま「いってらっしゃい!」





駆け足で天元様の元に戻る。



『雛鶴さんたち、

温泉に行くんですって。

その準備してて今日は行けないと』

宇「おぉ…、そうかそうか。


2人っきりだな!

派手に嬉しい!!」

『うーわ、さいってー』

宇「ふはっ…!

悪い悪い。

じゃあ、行こうぜ」





天元様に連れて来られたのは

いつものとこより

少し遠い商店街。



…私の家があった場所の

すぐ近くだ。


あそこは、どうなったんだろう。




宇「柱になった祝いに

派手な着物買ってやるよ。

どれがいい?」

『ええ!?

いいんですか!!

でも…、多くて選べないですー…』


それに、あんまり高いのは

おねだりできないし。

悩む…。



宇「じゃあ俺様が

派手に選んでやるよ!


そーだなぁ…」


顎に手をあて

微笑みながら

着物を横に見ていく天元様。



宇「これなんかどうだ?」


天元様が指さした先には

上品で派手すぎない綺麗な着物が。


『綺麗…。


お値段は…??』



いちじゅうひゃくせん…。


え?



『たっか』

宇「気に入ったようだな。


旦那!!これくれ!」

『えええ!?

高いですよ!悪いです!』

宇「大丈夫だよ!俺をなんだと思ってる!


そのかわりに、

今日は一日これ着てくれ、な?」


かわりになってないですけど…っ?


でも、甘えちゃっても、

いい、かな…??

天元様、困りました…。→←大正コソコソ噂話集8



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金平糖 - 凄く泣きました〜。・゜・(ノД`)・゜・。 (2021年11月16日 23時) (レス) @page50 id: 63ca64d519 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ - 面白かったです。 (2021年2月24日 6時) (レス) id: 69c853c22b (このIDを非表示/違反報告)
ピノ助(プロフ) - ひろかさん» あ、愛してる…!?///なんて素敵…!お願いだから死なないで〜!私も…ショックで心臓が止まりそうです… (2020年4月4日 21時) (レス) id: adff839c97 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ助(プロフ) - @さん» わ〜!嬉しいです!もちろん返信させていただきますよ〜!! (2020年4月4日 21時) (レス) id: adff839c97 (このIDを非表示/違反報告)
ひろか(プロフ) - 201話読んで自害しそうです((ピノちゃんあいちてゆ(遺言) (2020年4月4日 1時) (レス) id: d204de565a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピノ助 | 作成日時:2020年2月17日 21時

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