38話 ページ39
「………任務、ですか?」
「うむ!」
「私が?」
「うむ!」
頭がいろいろついていけない
「でも、私隊士じゃないですよ?」
「実は、お館様から俺への文も届いていてな。基礎技術や呼吸を使えるようになったのなら実践を経験させては、という内容だった」
「お館様から…」
「呼吸が使えるようになったとしても鬼を前にして出せなければ意味が無い。実践を経験することは大事なことだ。もちろん、強制はしない!」
「…………」
「任務にはもちろん俺もついていくが、簡単なものばかりだ。どうする、A」
「…………行きます!」
「うむ!そういうと思ったぞ!出かける前にまずは準備なんだが…」
「?」
急に煉獄さんが黙り込む
その視線が私の服装に向けられていることに気づく
「服装がどうかしたんですか?」
「本来、鬼殺隊士は隊服を着ているのは知っている通りだ。今回、特別にAの隊服を用意してくださったのだが…」
隊服、という言葉をきいて胸がドキドキする
私は剣の技術を教わっているけど、隊士になるわけではない
あの隊服に腕を通すことはないと思っていたが、まさかの展開
「これが隊服を作っている者たちから届いた隊服だ」
「こ、これは……」
その隊服を見て、煉獄さんがなぜ私の服を見ていたのか納得した
鬼殺隊の隊服はタイプがいろいろある
女子でいうのなら
しのぶちゃんのような男子と変わらないズボンタイプ
カナヲのようなスカートタイプ
そして
蜜璃ちゃんのような肌色が多く出るタイプ
私の隊服は3番目、蜜璃ちゃんと同じタイプだったのだ
654人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
向日葵(プロフ) - 葵さん» 葵さん、ありがとうございます!映り方は偶然なんですよ…笑嬉しい言葉!ありがとうございます!! (2021年10月23日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 次の小説の移り方がとても凄かったです!それに、物語も違和感無いしとても読みやすかったです! (2021年10月23日 16時) (レス) @page50 id: 6b19049b00 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - イオさん» イオさん、ありがとうございます!!更新頑張ります! (2021年10月17日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - 煉獄さんと夢主ちゃん幸せになって欲しいです😭続き楽しみにしてます!!更新頑張って下さい✨応援してます!! (2021年10月17日 15時) (レス) id: 750e30c04d (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - Riiさん» いえいえ!いつ視点を変えようか迷ってました…遅くなってすみません。。 (2021年9月1日 23時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:向日葵 | 作成日時:2021年7月6日 23時