13話 ページ14
炎のような髪の毛
真っ直ぐな瞳
生きている、煉獄さんが…
「むぅ…?少女!俺の顔に何か付いているか?」
「い、いえ!」
危ない危ない
目が離せなかった!
危うく初対面からめっちゃ顔みてくる変な人になるところだったわ…
「上条Aといいます。私は…こことは別の次元から来た人間です」
ネタバレをしない程度にお館様にお話した内容をすべて話した
「…………これが私からいえることです」
「鬼がいない世界だァ?」
「くだらない妄言を吐き散らすな」
「私たちが物語の世界なんて…キュンキュンしちゃうわね!」
「まさかそんなことがありえるんでしょうか…」
「派手に嘘くさい話だな」
「むぅ…」
やっぱり
想像していた通りの反応だ
そもそも鬼の禰豆子に対してあんなような態度だった柱たちが、別の次元から来た、なんて話を信じるわけないよね…
「そういえば彼女を連れてきたのは冨岡さんだそうですね。知っていたのですか?」
「……………いや」
こんな状況なのに冨岡さんだけ冷静だな…他の8人からはめっちゃ怪しまれてる視線を感じるのに。
「みんな、Aは嘘をついていないと私は思っている。義勇もそうではないかい?」
「たった数日だが、こいつは嘘をつくような奴じゃない」
「お館様…冨岡さん…」
2人の言葉に他の柱たちは押し黙る
「Aと過ごしていけば彼女の言っていることが真実か、分かるはずだ。そして、鬼舞辻を倒すための鍵となると私は確信している。分かってくれたかな?」
「「御意」」
「ありがとう、みんな」
すごい
柱たちを一瞬でまとめてしまった…これがお館様…
目の前で繰り広げられている光景にただ息を飲んだ
「それでは、Aにこの世界のことを教えてのは、皆がしてあげなさい」
「え」
今、なんと?
「A、何か分からないことがあったら柱のみんなに聞くといい。分かったね?」
「は、はい…………?」
というと、お館様は屋敷の奥へ行ってしまわれた
その場に残されたのは
柱9名
そして
私一人
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向日葵(プロフ) - 葵さん» 葵さん、ありがとうございます!映り方は偶然なんですよ…笑嬉しい言葉!ありがとうございます!! (2021年10月23日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 次の小説の移り方がとても凄かったです!それに、物語も違和感無いしとても読みやすかったです! (2021年10月23日 16時) (レス) @page50 id: 6b19049b00 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - イオさん» イオさん、ありがとうございます!!更新頑張ります! (2021年10月17日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - 煉獄さんと夢主ちゃん幸せになって欲しいです😭続き楽しみにしてます!!更新頑張って下さい✨応援してます!! (2021年10月17日 15時) (レス) id: 750e30c04d (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - Riiさん» いえいえ!いつ視点を変えようか迷ってました…遅くなってすみません。。 (2021年9月1日 23時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:向日葵 | 作成日時:2021年7月6日 23時