32話 ページ33
｢これも似合うな！｣
｢うまい！｣
｢重いだろう！俺が持とう！｣
煉獄さんとお買い物
一言でいおう
本当に�爛如璽鉢瓩澆燭�
｢では買ってくる！｣
｢はい｣
私に似合うという簪を手に、お会計へ向かう煉獄さんの背中をみながら近くにある椅子に座る
隣を見れば大量の買い物袋が置いてある
｢煉獄さん、本当になんでも買ってしまう…｣
私が少しでも気に入ったり、私に似合ったりしたら即購入
しかも値段関係なし
｢こんな高いもの申し訳ないです！！｣
｢買ってくる！｣
｢えぇぇええ！！ちょっ、煉獄さん！？｣
こんな感じで全く聞く耳を持ってくれない
｢煉獄さんてオフの日ってこんな感じなんだな…案外想像通りかも｣
推しと一緒に歩いているだけでも顔がニヤける
幸せを噛み締めながら煉獄さんが来るのを待っていると
｢君、一人？｣
｢え｣
気づけば若い男性の2人組が私の前に立っていた
｢良かったら、俺たちと遊ばない？｣
これは…
｢え、っと…｣
大正時代(鬼滅の世界)版ナンパ！？
人生初ナンパが大正時代とは！
｢ねぇ、いいじゃん？｣
｢……つ、連れがいるので…｣
｢そんなつれないこと言わないでさぁ〜｣
｢え、ちょっ！？｣
パシッと手首を捕まれる
こういうときって相手倒しちゃってもいいの！？
正解が分からないよ！！
｢離してく…｣
｢彼女に何か用だろうか！｣
｢あぁ？｣
ふと声がすると男性のすぐ後ろに笑顔の煉獄さんがいた
｢なんだお前｣
｢とりあえず、彼女の手を離してもらおう！｣
｢いてててててて！！！｣
素早く私の手首から男性の手を振りほどくと急に男性の体勢が崩れた
｢俺の彼女に二度と近づかないで貰いたい！次は……この腕がどうなるかも分からんぞ…？｣
｢ひぃぃぃぃぃ！！！｣
まるでドラマの一場面のように男性は走り去っていってしまった
｢A！遅くなってすまない！｣
｢いえ、ありがとうございます｣
｢礼など言わなくていい！では行こう！｣
｢あ！待って！｣
何事も無かったようにスタスタと歩いていく煉獄さん
ほんの少しだけ
あの笑顔の裏に怒りのようなものを感じた
｢…………｣
煉獄さんが、俺の彼女、といったことをこの時の私はまだ気にもとめてなかった
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向日葵(プロフ) - 葵さん» 葵さん、ありがとうございます！映り方は偶然なんですよ…笑嬉しい言葉！ありがとうございます！！ (2021年10月23日 21時) (
レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 次の小説の移り方がとても凄かったです！それに、物語も違和感無いしとても読みやすかったです！ (2021年10月23日 16時) (レス) @page50 id: 6b19049b00 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - イオさん» イオさん、ありがとうございます！！更新頑張ります！ (2021年10月17日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - 煉獄さんと夢主ちゃん幸せになって欲しいです😭続き楽しみにしてます！！更新頑張って下さい✨応援してます！！ (2021年10月17日 15時) (レス) id: 750e30c04d (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - Riiさん» いえいえ！いつ視点を変えようか迷ってました…遅くなってすみません。。 (2021年9月1日 23時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 | 作成日時：2021年7月6日 23時
