10話 ページ11
あれ?私耳おかしくなったかな?
今お館様から信じられない言葉が聞こえたような…
「……私呼吸とか剣とか使えませんけど…」
「それはこれからでも遅くないんじゃないかな?Aのいう鬼を連れた少年が鬼殺隊に入るまでまだ時間がある。自分で戦う力をつけるためにここにきたのではないかい?」
「それは…そうですが…」
「義勇から度胸があると聞いている。私はAなら必ずできると分かるよ」
「…………」
お館様のいうとおり、力が欲しいのは事実
でも
鬼殺隊に入るということは原作に直接関わることになる
「……少し考える時間を下さいませんか?今の私ではまだ鬼殺隊になる覚悟が足りません」
「もちろん、いいよ」
鬼殺隊は命をかけて戦う組織
ヤワな気持ちで入ったら隊士の人達に失礼
「では、しばらくここに身を置くといい。隊士たちの姿をまじかに感じたら答えも出るんじゃないかな?」
「ここにって……まさかお館様のお屋敷に!?」
「そうだよ」
いや、そんな優しくてかっこいい声で
そんな優しい笑顔で、そうだよ、ていわれても!
お館様のお屋敷に居候するなんて…柱たちに殺 されたりしない…?大丈夫…?
お館様…私にはハードルが高いよ…
「そ、そこまでお世話になるわけにはいきません!」
「アテはあるのかな?」
「ぐっ……いたいところを…」
「ここにいるということは意味があるんだ」
「私がここにいる意味…」
「Aには、柱合会議で柱のみんなに私に話したように話せる内容だけ伝えて欲しい」
「……………えぇぇぇぇぇえええ!?」
もうさっきから声出しすぎて…喉が大変なことになってきた…
「ちゅ、柱合会議に…私がですか!?」
「うん」
「そ、それはつまり……つまり……」
煉獄さんもいる、てこと…だよね?
え、本当に?推しが目の前に?
生煉獄さんに会えるの?
同じ空気吸っちゃうの?
いや、そもそも冨岡さんやお館様と話してる時点でもヤバいんだけどさ!
「…………私、心臓持たないかも……」
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向日葵(プロフ) - 葵さん» 葵さん、ありがとうございます!映り方は偶然なんですよ…笑嬉しい言葉!ありがとうございます!! (2021年10月23日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 次の小説の移り方がとても凄かったです!それに、物語も違和感無いしとても読みやすかったです! (2021年10月23日 16時) (レス) @page50 id: 6b19049b00 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - イオさん» イオさん、ありがとうございます!!更新頑張ります! (2021年10月17日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - 煉獄さんと夢主ちゃん幸せになって欲しいです😭続き楽しみにしてます!!更新頑張って下さい✨応援してます!! (2021年10月17日 15時) (レス) id: 750e30c04d (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - Riiさん» いえいえ!いつ視点を変えようか迷ってました…遅くなってすみません。。 (2021年9月1日 23時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:向日葵 | 作成日時:2021年7月6日 23時