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1話 ページ2

「今日の講義はここまでー」





教授の声と共にぞろぞろと人が動き出し




私も帰りの支度を始める





「Aー、帰ろ!」




「おーちゃん、ちょっと待って!」





友達に呼ばれて急いで鞄を持ち大学を後にする




友達が少ない私




その唯一の友達である、おーちゃん





「今日の公式さんからの情報見た?」




「見た見た!鬼滅の新しいグッズいいよね〜!」





ちなみに、私を鬼滅にハマったのもおーちゃんに誘われて映画を見に行ったから




煉獄さんがかっこよすぎて何回映画を見に行って、何回泣いたのかも分からない





「Aの好きな煉獄さんラインラップにいるじゃん!」




「そうなんだよ〜…本当にかっこいい…」





いつも通りヲタク話をしていたら帰りもあっという間





「じゃあまた明日!」




「うん!」





私は田舎に住んでいるから都会に住んでいるおーちゃんとは途中で別れる




そこから電車に揺られながら約2時間かけてやっと家だ





「ただいまー」





家に着いたらすぐに自分の部屋に行くのがもう習慣だ




親は仕事のため夜遅くまで帰ってこないし、兄は仕事の都合で遠くで一人暮らし





「あーー…疲れた…」





部屋は壁じゅうに煉獄さんグッズを飾ってある





「かっこいいな…煉獄さん……」





入場者特典で貰ったものを手に取る




そこには血を流しながらも闘う煉獄さんが描かれている





「……………っ……」





もう映画が公開されてからだいぶ時間が経つのに




煉獄さんの最後のシーンを思い浮かべるだけで泣いてしまう




それぐらい煉獄さんが大好きになっていた





「煉獄…さんっ……」





どれぐらい泣いただろうか




ベッドで必死に涙を拭いていたら、泣き疲れたのかいつの間にか眠ってしまった





「煉獄さんに会えたらな……」





なんて、叶いもしないことを思いながら

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向日葵(プロフ) - 葵さん» 葵さん、ありがとうございます!映り方は偶然なんですよ…笑嬉しい言葉!ありがとうございます!! (2021年10月23日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
- 次の小説の移り方がとても凄かったです!それに、物語も違和感無いしとても読みやすかったです! (2021年10月23日 16時) (レス) @page50 id: 6b19049b00 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - イオさん» イオさん、ありがとうございます!!更新頑張ります! (2021年10月17日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - 煉獄さんと夢主ちゃん幸せになって欲しいです😭続き楽しみにしてます!!更新頑張って下さい✨応援してます!! (2021年10月17日 15時) (レス) id: 750e30c04d (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - Riiさん» いえいえ!いつ視点を変えようか迷ってました…遅くなってすみません。。 (2021年9月1日 23時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:向日葵 | 作成日時:2021年7月6日 23時

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