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25話 ページ27

「ん!おいひい!」




「義姉上、そんなに頬張ると喉につっかえてしまいますよ!」




「うまい!うまい!」





3人で握ったおにぎりはとても絶品




こそっとお義父様の所にも届けにいったら、「頂く」と食べてくれてるようだ





「やっぱり千寿郎くんは握るのも上手だなぁ…」





目の前に並ぶいくつものおにぎりは、誰が作ったのかが一目瞭然だ




千寿郎くんはとっても綺麗な形




私はちょっとだけ歪な形




杏寿郎はもう少し歪な形





「いえ!僕なんてまだまだです!」




「千寿郎くんお嫁に欲しいくらい…」




「え」




「千寿郎はやらんぞ!A!」





こうして3人で食卓を囲むのも何年ぶりだろう




あの時と変わらず笑顔でこの場所にいれることがなによりも幸せだ




いつか、お義父様も入れて4人で幸せな日々を過ごしたいな





「さあさあ、2人とも!残りはこの3つのわけだが…これから運試しをしようと思う!」




「運試しですか?」




「そう!この3つの内、2つは塩でもう1つは糖で握ってあるの」




「いつの間にかそんなものを作っていたのか!」




「杏寿郎は自分の作業にすごい集中してたでしょーが」





せっかく久しぶりに3人でご飯を食べれるんだから、ちょっと遊び入れたくなってしまった





「せーので食べて糖を引いたら負け!」




「なるほど!」




「ほ、本当にやるんですか…?」




「はい、手に持ってー」





それぞれ一つのおにぎりを手に持つ





「いくよ?………せーのっ!」




「…………」





しばらくの沈黙の後、悲鳴をあげたのは





「お、おにぎりが甘い……」





自分自身でした

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向日葵(プロフ) - 蒼月さん» 蒼月さん、暖かいコメントありがとうございます!ここ数日ずっと体調を崩しておりまして…早く治すためにもちゃんと休みたいと思います。更新を今しばらくお待ちいただけたら嬉しいです! (2021年4月3日 22時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
蒼月(プロフ) - 体調は大丈夫でしょうか?更新のことはお気になさらず、身体第一でお過ごしください。元気になられたときの更新を楽しみにしています! (2021年4月3日 22時) (レス) id: 7c0c835b83 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 衣世さん» 嬉しいお言葉です……どうしても可愛い煉獄さんを書きたくなってしまいます…笑 (2021年3月28日 22時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
衣世 - 私も向日葵さんの小説読むと、顔がニヤケちゃいます(*´-`)煉獄さん可愛いなぁ☆ (2021年3月28日 9時) (レス) id: 8b5abcedbd (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - きゃんぱすのーとさん» 私の書く煉獄さんはこうなってしまいます…笑更新頑張ります! (2021年3月16日 1時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:向日葵 | 作成日時:2021年3月6日 18時

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