キメツ学園の補習授業【煉獄杏寿郎】 (ページ36)

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34話ページ36

学園祭から数日

「なんであの時出るって言ってくれなかったんですか？」

「地味だぞ、A」

「い、いやぁ～…サプライズだったし…」

私はしのぶちゃんと宇髄先生にとても責められていた

「ねぇ、もう学園祭から数日だよ？そろそろ許してよ、2人とも…」

「今度のライブチケットをくれたら許してあげますよ♪」

「今度から俺たちに隠し事はなしだ！それなら俺も派手に許す」

「はいはい、分かった分かった」

いつも通りだなこの2人も

でもこの2人だからこそ信頼できる

「じゃあ、私これから仕事だから」

「頑張ってください！」

「派手に頑張れよ！」

学園祭でのライブが話題となって、いろんな学校から来てください！ていわれるようになった

嬉しいけど、テレビやラジオとかの収録もあるからなかなか行けてないのが現状だ

「さて、今日も頑張るか」

私は私なりに歌を届けるだけ

「あいつ、学園祭で泣きそうになりながら歌ってたな」

「不器用な人ですからね…きっと自分の本当の気持ちを抑え込んでいるんでしょう…」

「俺たちじゃどうにもできない、か………あとは煉獄次第だな」

そんな話を2人がしていたことを私が知ることはなかった