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18話 ページ19
翌日
朝の仕事がなかったため遅刻することなく登校した
｢今日は煉獄先生との補習はないのか…｣
自然とそう思ってしまう私ももう重症だな
今日は歴史の授業もない
少し心に寂しい気持ちを抱えながらあっという間に昼休み
｢A少女！｣
購買にいこうとしたら後ろから聞きたかった声が私を呼ぶ
｢煉獄先生、どうかしましたか？｣
｢うむ！この間のサイン会、楽しんできたぞ！｣
と、にっこり笑顔でサインが入ったアルバムを見せてくれた
｢………それは良かったです！私用事があって行けないことが多いのでその時はまたチケット渡しますね｣
｢それは本当か！？｣
自分で自分に嫉妬するなんてね
私と先生は生徒と教師、ロスと先生は歌手とファン
これは、抱いちゃいけない気持ちなんだ
煉獄先生の笑顔を見れるだけでいい
生徒として会えるならそれでいい
｢はい！もちろんです！｣
煉獄先生に対する気持ちに気づいた私は
自分の気持ちに蓋をした
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作者名：向日葵 | 作成日時：2021年2月14日 17時
