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14話 ページ15
｢では、今からサイン会を始めます！｣
スタッフさんの掛け声で、外に並んでいた列が徐々に会場の中に入り出す
2時間前は1000人ぐらいだったのに、今ではおそらく7000人もいるだろう
｢ロス、出番よ｣
｢はい！｣
マネージャーさんとスタッフさんに導かれて、ファンを人達の前に姿を現す
｢ロスちゃん〜！！｣
｢きゃあぁぁ！！｣
とたくさんの人の歓声を受けながらサインをする席に着く
男性だけでなく、女性も多く来ているようだ
会場を見回す
｢！｣
その中に、炎のような髪色の人がいる
あぁ…煉獄先生だ…
普段見れない私服姿
……………カッコイイな
ニヤけそうになるのを我慢する
｢では、順番にどうぞ！｣
スタッフさんの案内で私の前に1人目の方がくる
｢こんにちは！お名前をどうぞ？｣
｢えっと、じゃあ……｣
煉獄先生に気付かれずに無事にサイン会を終わらせる
という私の任務が開始した
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作者名：向日葵 | 作成日時：2021年2月14日 17時
