いちにち彼氏 2 [F.K]

62. 未来は変わるかも ページ24

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風『んはっ、困っちゃった。またね、バイバイ』









それだけ伝えて私の前から消える風磨くん。



パニックすぎて岸のとこにすぐ行ってその事を話したら、









岸『だろーな、笑』





『え？』





岸『俺気づいたの、あることに』





『なに、、？』









これから岸が言うことは私は気づかなかった秘密だった。









岸『俺らハメられてる』





『は、』





岸『だってよく考えてみろよ。お前は記憶が消える、だから夢主はお前じゃない。』





『んん？』





岸『だ、か、ら！！お前のあの時の夢主は未来の白須だろ』





『へっ、、』









そーいえば、夢主からのメールもタイミングがめっちゃ良かったなぁ…









岸『ここだけの話、、わんちゃん白須俺らが付き合ってほしいだけだろ。そーすれば、白須的に全部うまくいくし』





『.....そんな、』





岸『あと一つ不思議に思ったこと。風磨くんは絶対自分の夢主にあった可能性があるだろ？だって変えて欲しいんだから。』





『たしかに、、』





岸『もし、付き合うなって言われてたらお前に近づいて来ないだろ...。』









じゃあ、、白須と風磨くんの想いは









岸『すれ違ってる可能性がある、』





『.....どうすんのさ、』





岸『もう俺いいわぁ、、』





『へっ？』





岸『風磨くんと付き合えば、』





『何言ってんの、笑』





岸『その代わり、俺お前が記憶消えても付き合わないからな...。白須と結婚するわ。そうすれば白須文句言わないだろ、、』





『.....っ』





岸『そんな悲しい顔すんなよ、笑 ずりい女！笑』





『ごめ、』





岸『…多分未来は変わるよ、きっと』









私はその言葉を信じることにした。








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