大人の遊びのお時間です /us ページ2
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ピンポーンと無機質に鳴るインターホンを聞きながら待つ。
数秒経って聞こえてきた足音は駆け足気味で、少し笑ってしまった。
「...A、急にどうした？何かあった？」
玄関の扉を開けたうっしーは心配そうな顔をしていて、「そういう訳じゃないよ」と安心させるように言った。
とりあえず家に入れて貰って、今度は私が駆け足気味になってある場所へ向かう。
「ひなたー！遊びに来たよー！！」
「...ええ...まさかひなたに会いに来ただけ...？いいけどさぁ...」
呆れているうっしーを無視してひなたを愛でる。
もう夜と呼んでも差し支えない時間だったからかひなたは元気だった。
私のことを心配して損した、とでも言うようにため息をついたうっしーはテレビを付け始めた。
それでも今日のお目当てはひなたなので問題ない、としばらく遊ぶ。
溺愛してるうちに、ひなたも随分と私にも懐いてくれるようになったなあ。
そう思っているとうっしーがこっちに向かってきて私を後ろから抱きしめてきた。
「Aー」
「今ひなたと遊んでるの！」
私はそう言って見向きもしなかったけど、うっしーは抱きしめるのをやめてこなかった。
そのまま数分気にせずにしていると、突然うっしーが耳を甘噛みし始める。
「ちょっ、うっしー！？な、何してるの！？」
「んー？Aと遊んでる」
わ、私は許可してない！何て抗議しても聞いてくれなくて、甘噛みを続けられた。
それにただでさえ好きな低い声が耳元で話されたら堪らない。
気にしたら負けだと何も反応しないようにしているけど、時折漏れる声が恥ずかしかった。
焦れったい。
普段はこんな焦れったい触り方しない癖に。
体が疼き出したのに気付いてか耳元で楽しそうに笑う声が聞こえた。
それにもう堪え切れなくなって振り向くと、うっしーは待ってましたと言わんばかりに口角を釣り上げる。
「俺と遊ぶ気になった？」
「...ひなたにまで嫉妬してたんだ」
「さあどうでしょう」と言ってからしてきたキスを受け入れて今度はうっしーに溺れるように目を瞑った。
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ラッキーカラー
あずきいろ
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ユシア(プロフ) - (^ω^≡^ω^)さん» rtrtさんのお話気に入っていただけたでしょうか...？これからも見てくだされば幸いです (2020年9月13日 10時) (
レス) id: fc67472b4e (このIDを非表示/違反報告)
(^ω^≡^ω^) - うわお。レトさんうわお。 (2020年9月12日 6時) (レス) id: f0a83a5353 (このIDを非表示/違反報告)
ユシア(プロフ) - あたさん» こちらこそそう言っていただけると大変嬉しいです！ありがとうございます！！ (2020年8月13日 8時) (レス) id: fc67472b4e (このIDを非表示/違反報告)
あた(プロフ) - わ〜〜〜〜…！とてもときめきました、ありがとうございます…！ (2020年8月12日 23時) (レス) id: 374aa04e67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユシア | 作成日時：2020年8月8日 18時
