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「...生きてる？」
「...手挙げてるの可愛くない...？」
「う、うっしーも変わったねえ...」
若干引いた声が聞こえてきたけど多分これでもオブラートに包んでるんだと思う。
いやいや、ガッチさんも茜ちゃんが手挙げたらこんなんになるよ？と思ったけど普通の表情をしてた。
そんなガッチさんを見たら一瞬で冷静になる。
普段と違う姿見るだけでテンション上がるとかどこの中学生だよって話だよな。
でも急にスンッと元に戻ったら戻ったでガッチさんが俺を変なものを見るような目で見てきたからもうどうすればいいんだ！
横からの視線に気付かないフリをして友達に算数を教えているAを無心で見ていた。
それ以降は特に何もなかった授業参観は終わり、保護者は体育館に移動しなきゃいけなくなった。
もう家帰るまで会わないだろーし手だけでも振って帰ろ、と思って手をあげたところでAの向かいで話していた子とバッチリ目が合ってしまった。
「葵ちゃんのお父さんかっこいいね！」
純粋無垢な顔でそう告げる女の子にAはどう返すんだろ。
気になって足を止めると俺に気付いていないAは少し照れた声で言った。
「うん。...かっこいいよ」
思わぬ収穫を得てゆるっゆるになった顔を隠すように、そそくさと教室を出た。
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ラッキーカラー
あずきいろ
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ユシア(プロフ) - まめさん» そう言って頂けると大変励みになります。ありがとうございます！ (2020年3月11日 22時) (
レス) id: d4780b9520 (このIDを非表示/違反報告)
まめ - とても好きです... (2020年3月11日 22時) (レス) id: 12b073cf75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユシア | 作成日時：2020年3月4日 23時
