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靴脱ぐときも片手は繋いどけばよかった、なんて後悔をする。
案の定Aとはぐれたのはフラグを建てた俺のせいもあるのかもしれない。
とりあえず外に出たけどこの人が多い中であんなちっこいの見つけるとか無理だろ。
「親バカ」って言われて怒られるだろうけどあいつのスマホ持たせたけばよかった。
流石にはぐれたからって人混みに突っ込んでいくようなやつでもないし人気のなさそうなところをメインに探そうと足を向ければ逆方向から聞き覚えのある声が聞こえた。
「はい、チーズ！！」
人が一番多い入学式の看板の横でポーズを決めていたのはガッチさん一家だった。
そしてその視線を辿って人混みを掻き分けると、ニコニコとしたAが「もう一枚いきまーす」とスマホを構えていた。
「はい、これでいいかな？」
「うんバッチリ！ありがとね葵ちゃん。...あ、うっしーいるじゃん」
「あっ、うっしー！勝手にはぐれちゃダメでしょ！！」
俺が怒られんの？Aがはぐれたっていう発想はないの？と頭に浮かんだが言葉にはならず結局"どっちもどっち"という結論に至った。
安堵か呆れか分からないため息を溢すとAが「冗談だよ、ごめんね」と可愛く言ったから許してしまう。
...あー俺ほんとちょろいと思いながらも、俺らも写真を撮ってもらった。
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ラッキーカラー
あずきいろ
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ユシア(プロフ) - まめさん» そう言って頂けると大変励みになります。ありがとうございます！ (2020年3月11日 22時) (
レス) id: d4780b9520 (このIDを非表示/違反報告)
まめ - とても好きです... (2020年3月11日 22時) (レス) id: 12b073cf75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユシア | 作成日時：2020年3月4日 23時
