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卒園式だと言うのに走り回っている幼稚園児の体力はどこに蓄えられているんだろうか。
前そんなことをAも言ってたけどお前も例外じゃないぞ。
ただ、無邪気に走り回ってる姿は見た目の歳相応で安心した。
「話してくる」で済むのかと思っていたが軽く鬼ごっこをしてすぐに解散していた。
Aはこの子達と会うのは最後だというのにそんなもんでいいんだろうか。
「いいの？もう会えないかもよ？」
「そーねー。まあ幼稚園の時の記憶なんて大体忘れるもんだし」
「...まあ、そうだけど」
そこは割とクールらしい。
まあいいかとAに握られた手をぶんぶんと振られながら一度家に帰った。
＿「今日はお肉がいいです！」と高らかに言い放ったAさんの為に夕飯は焼肉にしてやった。
ケーキ同様気持ちいい程ぺろりと平らげていく。
「...うっしーお酒一口頂戴よ」
「嫌だよ犯罪じゃーん」
「一口だけー！ビールー！！」
俺が捕まるから駄々こねんのはやめてくれ...。
誰かにこの会話を聞かれたらどうすんだ、と焦り始めた頃に「あのー」と後ろから声がかかった。
...俺終わったか？
「子供にお酒飲ませようとするなんて最低ー！」
「...いや俺むしろ拒否してたんすけど...ガッチさん」
振り向くと茜ちゃんを連れたガッチさんが立っていた。
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ラッキーカラー
あずきいろ
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ユシア(プロフ) - まめさん» そう言って頂けると大変励みになります。ありがとうございます！ (2020年3月11日 22時) (
レス) id: d4780b9520 (このIDを非表示/違反報告)
まめ - とても好きです... (2020年3月11日 22時) (レス) id: 12b073cf75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユシア | 作成日時：2020年3月4日 23時
