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ホールサイズをぺろりと平らげてたけど、その小さな体のどこに入ってんの？
そんな言葉も嬉しそうに笑うAの前では憚られたからゲームをつけた。
「ぼっこぼこにするぞー！！」
「幼稚園児らしからぬセリフ聞こえんかった！？」
乱闘を始めた4人をぼーっと見てると圧倒的にAが強かった。
誕生日だからとかいう接待なしでこれだから恐ろしいものだ。
初めに負けたガッチさんと交代して俺が参加しても誰も勝てず、そのまま数戦を終えた頃にはいい時間になっていた。
「今日は本当にありがとうね！すっごく楽しかった！」
ぴょんぴょんと飛びながら喜びを表現しているAを後ろから眺めながら3人を見送った。
自分の部屋へ戻って隠し物、なんて言うと少し聞こえが悪いけどそれを手に取って渡しに行った。
「わっ...テディベア...？」
「好きでしょこういうの」
ニヤ、と笑っても本当に喜んでいるのかぎゅっとくまを抱きしめた。
そしてそれが持っていた箱をゆっくりと開けるとハートのネックレスが光った。
「一応は大人なわけですし、そういうのもね？」
そう言うとAは俺の胸に飛び込んできてくれたけど、2人の間に大きなテディベアが挟まれているのだけが惜しい。
でも「大好き」と微笑んだAが一瞬昔の姿と重なった気がした。
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ラッキーカラー
あずきいろ
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ユシア(プロフ) - まめさん» そう言って頂けると大変励みになります。ありがとうございます！ (2020年3月11日 22時) (
レス) id: d4780b9520 (このIDを非表示/違反報告)
まめ - とても好きです... (2020年3月11日 22時) (レス) id: 12b073cf75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユシア | 作成日時：2020年3月4日 23時
