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とりあえず2年1組にやってきた。
ガラッとドアを開けると黒板に何か書かれていた。
『2人の間』
「どの2人だよ...。日直だったりしないかな」
目につく2人が日直くらいしかなくて名前を確認した。
この2人の机探してみるか、と座席表を探す。
案外簡単に見つかって2人の席を確認する。
真ん中の机は...あそこか。
机の中調べると、1枚の紙切れ。
『62』
...こんな簡単でいいのか、と思いつつ3年3組へ向かった。
そこでも同じような謎解きを解いて『49』の紙を見つけた。
「さっさとコンピュータ室行こっ」
駆け足で向かって暗証番号『3038』を入れると...簡単に開いた。
ドアを開けた瞬間ゲーム音が聞こえてもしかして、と奥へ進む。
「なんだレトさんじゃーん...」
「あっAちゃん！それ結構傷つくの知ってる？」
...まあ、そんな簡単に見つかるわけないよなあ、と隣に座った。
「レトさん私の場所教えてー」
「知らんわ...はよ探しに行ってき」
「ちょっときゅうけーい。...こんなに広いのにみつかるわけないじゃんね」
そう言い机に突っ伏すとレトさんが考え込んでから言った。
「......どこに隠れるか、じゃなくてどう行動するか、なんじゃない？」
「...え」
「俺さあ、ここ隠れよう！って来たわけじゃないんよ。時間がなくて急いで近くの部屋に入っただけでさ。...だから、そういうことなんちゃう？」
「...レトさんが珍しく役に立ってくれてる」
「女王様やん」
笑いあってからありがとね、とだけ伝えて部屋を出た。
今なら見つけられそう。
ラッキーカラー
あずきいろ
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作者名：ユシア | 作成日時：2019年9月24日 22時
