（１４） ▽ 15日目の時間 ▽[12/30 修正〆] ページ28
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▽ 主side ▽
今日の天気は雨。
相当な土砂降り。そんな酷い雨の中、私は傘を持たずに歩いていた。
雨に打たれながら最近お気に入りの曲をイヤホン越しに聞いて、気を紛らわす。
寒い…。
帰りにコンビニに寄ったのが悪かった。傘立ての中にビニール傘を放り込んでおいたのが、運の尽きで。
帰る時、傘立てをもう一度見れば私の傘は無くなってしまっていた。
｢やっぱりビニール傘って盗まれやすいのかな…。｣
少し歩けば家はすぐそこだし、家に数えきれない程傘は置いてある。買う方が勿体無い。
私はそう思って、濡れながら帰ることを決心した。
さて、ここの角を曲がったらウチはもう少し。
風邪は引かずに済みそうかな。
そう考えていた時、近くで女の人の声が聞こえた。『やめてください』って。多分、声がしたのは目的の曲がり角の一つ前の、細い道だ。
私は、その道の前に足を進める。
そこでは男の人が4人がかりで、1人の女性に言いよっていた。
今ちょっと機嫌悪いから隠密に済ませられそうな気がしないな…。
男1｢あぁ!?何見てんだ!?｣
女性の近くで迫っていた男は、私の存在に気が付いたようでそう声を上げた。彼の声に、男の仲間も私の方に目を向けた。
あ、因みに今聞いている曲はあるYouTuberさんがかの有名なサバイバルゲームについて歌った物で。
凄くカッコよくて、凄くテンションが上がって、、凄く好きなんですよね。
その曲の中でも1番好きなフレーズが、ちょうど今流れていて。
｢『君を狙う影。
君は気付かず、朽ちていくの？』｣
私は彼等の様に真似をして歌いながら、男達に指で作った銃の先を向ける。
唐突にニヤリと笑いながらそう言った私に、彼等は少し黙った後、爆笑し始めた。
男1｢何だそれカッコつけ…｣ｰｰﾄﾞｶｯ
私はそう笑う男が喋り終わる前に、颯爽と彼の顔に拳をかます。怯んだ瞬間に、もうワンパンお見舞した。
｢…だから忠告したのに。｣
そうとだけ言って、私は後ろの方から殴りかかって来ている男共の攻撃をしゃがんで避ける。そのまま下に手をついて顔面を蹴り上げ、瞬時に体制を整えた。
カルマと最近遊んで無かったからストレス溜まってたのかな…。そう呑気に思いながら、未だに諦めず攻撃を仕掛けてくる彼等を、傍若無人に倒して行った。
(続く)
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yuna(プロフ) - コメント失礼します！読みやすく、一気に読んでしまいました！更新されるの待ってます！ (8月15日 18時) (
レス) id: 86e0cf33e7 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月16日 16時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
蒼空 - 今日見たんですが、私にはこんなに上手く書けないので尊敬します！続き楽しみにしてます！無理のない程度で更新してくれると嬉しいです(◍´︶`◍) (2022年1月16日 22時) (レス) @page34 id: 2eee57ed36 (このIDを非表示/違反報告)
シロチャロ(プロフ) - 作者さん生きてますかー？？？！！！生きてたらまた小説更新しでぐださい゛（泣）お願いしますぅぅ！！！ (2021年1月16日 11時) (レス) id: 56d67e8690 (このIDを非表示/違反報告)
lee2525(プロフ) - 続きが見たいです！この作品も更新してもらえれば嬉しいです！ (2020年5月18日 15時) (レス) id: 56ee837b6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽葵 | 作成日時：2018年11月24日 14時
