拒絶 ページ26
「他に怪我された方はいませんか？」
任務先に到着後、すぐさま怪我人の処置にあたる。
どうやら
規模はそれほど大きく無いが2.3、建物がほぼ全壊の有様で中々大きな戦闘だった事が伺える。
それからすれば、人的被害は少ない方だと言えるだろう。
(処置がこれで終わりなら、整備の方に加わる…？)
キョロキョロと辺りを見回して出来る事が無いかと探すが、団員もあちらこちらで後処理に追われているようだ。
(レオ、どこ行ったかな？)
特徴的なオレンジのツンツン頭を探して歩く。
すると何故か町の外れの方にそれと思わしきシルエットを見つけて、声を掛けようと口を開けた。
…口を開けた状態で、固まった。
(え？なんで？)
見つけた時は建物の影に隠れていたせいで見えなかったが、レオは誰かと話をしていた。
近付いた事で見えた相手は、銀翼のローブを着ていて銀色の髪をもつ…。
(なんで、ソリドがここに？)
そう、それは紛れも無くソリドの姿だった。
そしてこちらが視認したという事は勿論、あちらからも見える訳で。
「は！？何でおまえがここに居るんだよ！？」
「同じ事を聞き返したいかな！」
バッチリ見つかりました。
君には悪いけれど、すごく勝手に会いたくなかったよソリドくん。
(だって、嫌でも思い出しちゃう)
ツキツキと胸が軋む音が聞こえる気がする。
そう、気がするだけだと自分に言い聞かせて首を横に振り陰鬱とした気を追い払う。
「おい！何で連れてきた！？」
「ソリド殿に聞いた今、状況を知ったからです！今の話が本当ならばすぐにでも…。」
「A！自分の仕事が終わったんなら、邪魔だからうろちょろしてねぇでとっとと帰れ‼」
「ソ、ソリド殿！そのような言い方は…！」
カチン、ときた。
レオが止めてるけど知らない。
ソリドの言い方が悪い。
「私はちゃんと任務で、任命されてここに居るの。他の団の人に指図されても帰りませんー！」
「あぁ？王族の俺に逆らうのかぁ！？」
「二人とも！今はそんな場合では…‼ 」
「レオ、何があったの？」
このままソリドと口喧嘩するのはいつもの事だが、レオの言葉に引っかかって一旦イライラを沈めてそう問いかける。
少なくともここに居る以上は何が起こっているのか知るべきだ。
「いや…。ともかく、Aは引き上げて欲しい。」
レオが
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夏冬 - ほんっっっっっとに面白かったです！！そして幸せな気分になれました！！！こんなにいい小説は久しぶりです！！！本当にこの作品を作ってくださってありがとうございました！！！！感謝しかないです！！！ (6月16日 21時) (
レス) @page50 id: 770d92d812 (このIDを非表示/違反報告)
雑草のかきあげ（仮垢）(プロフ) - あ''ぁぁぁぁあぁぁぁぁぁ好きです！！！！！きゅんきゅんが止まりません！！！！！作者様は私をキュン死させようとしているのでしょうか！？！？！？ (2022年9月6日 7時) (レス) @page50 id: dc942b8391 (このIDを非表示/違反報告)
とも - 読み応えがあり泣き笑い、本当に面白かったです！！！ (2021年5月9日 6時) (レス) id: 17c26d4027 (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 一気に読ませていただきました。表現が細かいのにしつこさが無く、素人特有のわざとらしさも感じられなくてプロなんじゃないかと感じるほどの内容と読みやすさでした。続編、もしくは新作楽しみにしております。素晴らしい作品をありがとうございました！ (2020年7月8日 15時) (レス) id: b410464f01 (このIDを非表示/違反報告)
さらちゃん - 素晴らしい作品でした！1日で一気読みさせて貰いましたが最初から最後までキュンキュンさせていただきました(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2020年6月13日 13時) (レス) id: 498426d70a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋毬 | 作成日時：2019年5月12日 23時
